アメリカ人女優であり歌手のマイリ―・サイラスさんが2023年にリリースした楽曲です。公開と同時に世界中で大ヒットし、本人が自分磨きをするMVも8億回以上再生されています。
歌詞は自身の離婚や山火事による自宅の全焼を彷彿させるだけでなく、ブルーノ・マーズの楽曲「When I Was Your Man」から閃いたと思われる部分もあり、話題を集めました↓
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We were good, we were gold
Kinda dream that can’t be sold
We were right ‘till we weren’t
Built a home and watched it burn
(「good」はそのまま「良かった」の他にも
「素晴らしい」の意味もあります。
「gold」は「黄金のような輝き」、
つまり「問題のない関係」を意味します。
「right」は「大丈夫」や「合う」を
意味するので「噛み合っていた」としました。
歌詞の内容から、家の全焼が噛み合わなくなった
キッカケのように受け取れます。)
Mm, I didn’t wanna leave you
I didn’t wanna lie
Started to cry, but then remembered I
(「leave」は「離れる」の意味ですが
後ろに人が続くと「別れる」になります。)
I can buy myself flowers
Write my name in the sand
Talk to myself for hours
Say things you don’t understand
I can take myself dancing
And I can hold my own hand
Yeah, I can love me better than you can
(「talk to myself」は「自分に話しかける」、
つまり「独り言を言う」の意味です。
「Say」は「言う」や「喋る」の意味ですが
歌詞の流れから「呟く」と訳しました。)
Can love me better
I can love me better, baby
(傷ついた時こそ自分を愛してあげようと、
自分で自分の機嫌をとる大人な女性の応援歌です。)
Paint my nails cherry red
Match the roses that you left
No remorse, no regret
I forgive every word you said
(「left」は「左」を意味する同綴りの
「left」ではなく「leave」の過去形です。
「置いて行った」や「去った」を意味します。
「remorse」は「深い後悔」や
「良心の呵責」を意味します。)
Ooh, I wanna leave you, baby
I didn’t wanna fight
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リスナーからは「ブルーノ・マーズを引用していて面白い!」と好意的でしたが、ブルーノ・マーズの楽曲権利を有する会社から訴えられました。まだ結果は分かりませんが、この件すら曲にするくらい、また逞しい曲を書いて欲しいです。
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