2001年にノルウェーのバンド、シークレット・ガーデンがアイルランドの歌手、ブライアン・ケネディとコラボし発表した曲です。
発売当時は大ヒットに繋がりませんでしたが、その後、世界中で100人以上にカバーされ、世界中に知られる名曲となりました。
中でも日本では、トリノ・オリンピックのフィギュアスケートで、荒川静香選手が金メダルを獲得した演目のエキシビションにて、アイルランドの音楽グループ、ケルティック・ウーマンがカバーしたヴァージョンが使用され人気となりました。
元々はシークレット・ガーデンのキーボード奏者ロルフ・ラヴランドが、インストゥルメンタル「Silent Story」として制作した曲だそうです。その後、小説家のブレンダン・グラハムに作詞を依頼し完成しました。初披露は、ラヴランドさんのお母様の葬儀だったそうです。
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When I am down and, oh my soul, so weary
When troubles come and my heart burdened be
Then, I am still and wait here in the silence
Until you come and sit awhile with me
(「weary」は「疲れた」や「うんざり」の意味。
「burdened」は「重荷を背負った」の意味。
「awhile」は「しばらく」の意味で
本来は「a while」ですが誤用が広まったそうです。
今では「awhile」は副詞、
「a while」は名詞句として使い分けれることが多いです。)
You raise me up, so I can stand on mountains
You raise me up, to walk on stormy seas
I am strong, when I am on your shoulders
You raise me up to more than I can be
(「You raise me up」は「あなたが私を支えてくれる」や
「あなたが居るから自信が持てる」、
「あなたのおかげで」などの意味があります。
「I am on your shoulder」は直訳すると
「私はあなたの肩の上にいる」ですが
「あなたの肩に寄りかかる」や「あなたを頼りにする」、
「あなたのおかげで頑張れる」などの比喩表現です。)
There is no life, no life, without its hunger
Each restless heart beats so imperfectly
But when you come and I am filled with wonder
Sometimes I think I glimpse eternity
(「restless」は「落ち着かない」の意味。
「Each restless heart beats so imperfectly/
それぞれの心は落ち着かずとても不完全に鼓動する」は
前の歌詞も併せて「誰もが抱える満たされない焦燥感」
を意味していると解釈しています。
「wonder」は「不思議」の他にも
美しいものを見た時の「感嘆」なども意味します。
「glimpse」は「垣間見る」の意味。)
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日本人だけでも沢山のカバーが存在するので、ぜひお好きなカバーを探してみてください。
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