イギリス人歌手リマールが、1984年に公開されたドイツとアメリカの同名映画の主題歌として歌った曲です。フランス語ver.もありますが、今回はアメリカ人歌手ベス・アンダーソンとデュエットした英語ver.を訳します。
今でも世界中の映像作品やCMで使われているほど、当時から現在に至るまで長く愛されている楽曲ですが、映画は賛否両論だったそうです。とは言っても特殊効果やドラゴンの造形への批判で、物語や楽曲は概ね好評だったようです。
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<男性パート>
Turn around
Look at what you see
In her face
The mirror of your dreams
(「Turn around」は「振り返る」や
物理的・思考的な両方の面で「向きを変える」
などの意味があります。)
<女性パート>
Make believe I’m everywhere
Hidden in the lines
Written on the pages
Is the answer to a never ending story
(「Make believe」は「振りをする」
の意味なので「信じ込む」と訳しました。
「lines」は「線」や「行」の意味ですが
続く歌詞の内容から「本」と解釈し
「行間」と訳しました。
改行してありますが「Is the ~」は
前の歌詞からの続き「is the ~」です。)
<男性パート>
Reach the stars
Fly a fantasy
Dream a dream
And what you see will be
(「Reach the stars」は直訳すると
「星に届く」ですが「大きな夢を描く」や
「高望みをする」などの意味もあります。
「Fly a fantasy」は「空想する」や
「妄想する」などの意味があります。
「Dream a dream」は「夢を夢見る」
またはそのまま「夢を見る」の意味です。)
<女性パート>
Rhymes that keep their secrets
Will unfold behind the clouds
And there upon the rainbow
Is the answer to a never ending story
(「keep their secrets」は「秘密を守る」
や「内緒にする」の意味です。
「there upon」は「その後すぐに」
などの意味があります。
最後は自然な日本語になるよう
「広がる」と付け足して訳しました。)
<男性パート>
Show no fear
For she may fade away
In your hands
The birth of the new day
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歌詞が短く単語も少ない分、訳す際も歌詞通り「行間を読ませる」ような、想像が膨らむ素敵な曲でした。映画を観たのがだいぶ前なので、また見返したくなりました。
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