ノルウェーのポップバンド・A-ha(アーハ)が1984年にリリースしたデビュー曲です。翌年発売されたデビューアルバム収録のリアレンジ版は、全米1位を獲得するなど全世界的なヒットを記録しました。また、現実と漫画が交差する革新的なMVも当時話題となりました。
近年のディスコサウンドブームで再び注目され、SNSのショートムービーでも活用されたことから若年層にも認知されています。
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(We’re) talking away
I don’t know what I’m to say
I’ll say it anyway
Today is another day to find you
Shyin’ away
Oh, I’ll be coming’ for your love, okay
(「Today is another day」は
元々「Tomorrow is another day」
ということわざがありまして、
「明日はまた別の日」=
「今日が駄目でも明日に希望を持て」
と言う意味なので、「Today」の場合は
「今日はまた別の日」つまり
「昨日がダメでも今日がある」、
「今日に賭けよう」の意味と捉え
「今日は~絶好の機会」と訳しました。
「talking away」や「shyin’/shying away」の
「away」は「休む間もなく」の意味です。)
Take on me (Take on me)
Take me on (Take on me)
I’ll be gone
In a day or two
(「Take on me」も「Take me on」も
意味は同じです。
語順で言えば「Take me on」の方が自然です。
「Take on me」は「me」を
強調しているような印象があります。)
So needless to say
I’m odds and ends
But I’ll be stumblin’ away
Slowly learnin’ that life is okay
Say after me
It’s no better to be safe than sorry
(「odds and ends」は「半端と端切れ」、つまり
「半端者」、「ガラクタの寄せ集め」を意味します。
「It’s no better to be safe than sorry」は
「It’s better to be safe than sorry」=
「後で後悔するなら安全策をとる方が良い」
と言うことわざを否定した歌詞です。
「後悔させないから安全策なんてとらないで」
と解釈し「慎重じゃない方がいいよ」と訳しました。)
All the things that you say, yeah
Is it life or just to play my worries away?
You’re all the things I’ve got to remember
You’re shyin’ away
I’ll be comin’ for you anyway
(「play my worries away」は
「楽しみで不安を振り払う」ニュアンスです。
これまで、ことわざを使った歌詞が
覚えておくべき教訓のように使われていましたが
最後に、僕が覚えておくべきは
君のことだけで十分なんだ、と言うような
歌詞が出てくるのは面白いなと思いました。)
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愛することに対して単純に前向きな曲です。また、曲調も特徴的で最低音から最高音までのボーカル幅は脅威の2.5オクターブ!男性は平均1.5オクターブと言われているので、ボーカリストの実力も楽しめる曲です。
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