1961年にアメリカ映画「Breakfast at Tiffany’s/ティファニーで朝食を」にて、主役のオードリー・ヘプバーンが歌う主題歌として書き下ろされました。
後に多くの歌手にカバーされますが、最初にカバーしてヒットさせたのはアメリカの歌手ジェリー・バトラーと言われています。
翌年1962年のアメリカの歌手アンディ・ウィリアムズによるカバーは、2018年にグラミー殿堂入り、2022年には全米録音資料登録簿の保存対象に選ばれるなど、最も有名なカバーとなりました。
タイトルの「Moon River/月の川」は、作詞を担当したジョニー・マーサーが幼少期を過ごしたジョージア州サバンナにあった「水路に映る月」のことだそうです。
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Moon River, wider than a mile
I’m crossin’ you in style some day
Old dream maker, you heartbreaker
Wherever you’re goin’, I’m goin’ your way
(「a mile/1マイル」は約1.6km。
単に「とても大きい/広い」の意味にもなります。
「cross in style」は「堂々と渡る」や
「優雅に横切る」などの意味。
「you heartbreaker」は「罪作りな人」や
「心を弄ぶ人」などの意味。)
Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow’s end, waitin’ ‘round the bend
My Huckleberry friend, Moon River and me
(「drifters/ドリフターズ」は「流れ者」や
「放浪者」「漂流者」などの意味。
「off to ~」は「~に向けて出発する」などの意味で
「off to see ~」で「~を見に行く」などの意味。
「after」は「~の後」などの意味ですが
「We’re after ~」の「after」は「後を追っている」
「~の後を追いかけている」の意味合いで
「私たちは~を探している」などの意味になります。
「bend」は「曲がる」の意味で道などに使われます。
「around the bend」で「曲がり角のあたり」や
「曲がり角を曲がったところ」の意味。
「Huckleberry/ハックルベリー」は北米に生えるベリーの総称。
小さく身近に生える果実なことから「幼稚な馬鹿なやつ」や
「幼いころから身近にいる人」などを意味するスラングでもある。
歌詞では「幼馴染」の意味合いがあると解釈しています。)
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短くも人生を回顧させるような温もりと優しさのある一曲です。
劇中で歌ったオードリーもこの曲を気に入っていたようで、映画会社から歌唱シーンのカットを提案された時は激しく抵抗したとか。オードリーの素敵な歌声が世に出て本当に良かったです。

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