アメリがのバンド・The churchills(ザ・チャーチルズ)が2000年に発表した曲です。知る人ぞ知る楽曲だと思うんですが、米ドラマ「スピン・シティ」の挿入歌でした。
既に解散してしまっているので、YouTubeに公式チャンネルはありません。
劇中では恋人に酷い仕打ちをした男性主人公のテーマとして使われます。また、流れる際にThe churchillsご本人方が路上で演奏し、そこで主人公と恋人が偶然会い仲直りするという、ロマンチックなシーンです。
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Please don‘t tell
I never meant to hurt you though I didn‘t wish you well (and)
(「I didn’t wish you well」は直訳すると
「君の健康を願わなかった」です。
自然な日本語になるよう
「君が傷つけばいいとも思ってしまった」としました。)
Please don’t you tell
I don’t know what I was thinking
(「Please don’t you tell」ですが
先に出た「you」が無い場合は
「(もう分かってるから)言う必要ないよ」
のニュアンスで、こちらの場合は
「(散々分からされたから)もう言うな」
のように、不要と言うより
「you」の言動を否定するニュアンスです。)
This disease brings me to my knees
This disease kills me by degrees
Everybody gets what they deserve
(「This disease/この病」が指すものは
ただの「恋」ではなく「浮気」の
ニュアンスかなと解釈しています。
そして「当然の報い」として
今「失恋」に直面しているのかなと
解釈しています。)
But I could be wrong
Cause I could never live with me before you came along (and)
(ここで使われている「~with me~」は
「僕と一緒に」の意味ではなく
「ここに居る、在る、自分の現状」を指します。
「take」や「have」と違い、今現在「携帯する」
かどうかの時に使われます。
例えば「I’ll take an umbrella with me」は
「念のために傘を持って行く(携帯する)」
の意味になります。
なので「never live with me」を
「今、持ち合わせている僕の姿ではない」
と解釈し「僕は僕として生きてはいなかった」
と訳しました。)
You made me whole
You crept in through the window of my soul
(「You made me whole」は
「君が僕を完全にしてくれた」なので
自然な日本語になるよう
「君なしじゃ駄目なんだ」としました。
「君が居ないとWhole/欠け無しになれない」
という意味です。)
Maybe you’ve out grown
Silence on the phone
I can’t keep this thing inside of me
(「out grown」は「成長した」の意味です。
いつの間にか相手だけが
大人びた対応や振る舞いをすることで
余計に自分が惨めになっているのかな、と思います。
「thing」は「物事」ですが
「問題」の意味になることもあります。)
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曲中の主人公は今まさに別れを切り出そう、切り出されそうですが、ドラマの主人公は関係が修復します。未だに販売を待ち望んでいるドラマです。ドラマありきで好きな曲です。
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