子役として活動していたアメリカの女優ヒラリー・ダフさんが、歌手として2003年にリリースした曲です。ディズニーチャンネルのオリジナル映画『リジー・マグワイア・ムービー』のサントラに使用されました。MVもあるのですが、著作権の問題かYouTubeでは公式から公開されていないので楽曲をお楽しみください↓
アルバムにも収録されていますが、歌詞が変更されラブソング寄りになっています。個人的に好きなサントラver.を訳しました。
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You think you’re going nowhere
When you’re walking down the street
Acting like you just don’t care
When life can be so sweet
(「sweet」は「甘い」という意味ですが
「優しい」や「素敵」などの意味で
自分を喜ばせてくれる人や物事にも使います。)
Why you wanna be like that?
‘Cause if there’s nothing new
You’re not fooling no one
You’re not even fooling you
(「nothing new」は「何も新しいことは無い」
と言う意味ですが「今に始まったことじゃない」や
「珍しいことではない」という意味もあります。
ここでは『どうでもいいように生きる言い訳をしたって
周りは何もしていないからだと思っているし
自分でもそうだって分かってるでしょ』と言う解釈で
「新しいことを始めないから」としました。)
So walk a little slower
And open up your eyes
Sometimes it’s so hard to see
The good things passing by
There may never be a sign
No flashing neon light
Telling you to make your move
Or when the time is right
(「open」は「開く」と言う意味で
何にでも使える万能な単語ですが、
「open up」は「中から取り出す」という
意味合いでの「開く」を意味します。
この場合は「心の目を開いて」という
解釈をしています。)
So why not take a crazy chance?
Why not do a crazy dance?
If you lose the moment, you might lose a lot
So, why not? Why not?
(「why not」は「何で~しないの?」という意味ですが
「~したらどう?」という意味もあります。
「crazy dance」は直訳すると「正気じゃない踊り」ですが
もっと漠然とした解釈の方が自然なので
「夢中で動き回って」としました。)
You always dress in yellow when you wanna dress in gold
Instead of listening to your heart, you do just what you’re told
You keep waiting where you are
For what, you’ll never know
Let’s just get into your car and go, baby, go
(「where you are」は「あなたがいる正にその場所」
という意味なので「まずはそこから離れよう、動き出そう」
と言っている感じだと解釈をしています。
余談ですが、よく耳にする「Drive My Car」は
古いスラングで「性交渉」を意味するので
使う際は注意が必要です。)
Oh, I could be the one for you
Oh, yeah, maybe yes, maybe no
Oh, it could be the thing to do
What I’m saying is, you gotta let me know
(「be the one」は「選ばれた人」や「運命の人」
を意味します。このパートはアルバムver.でも
同じ歌詞ですが、ラブソング寄りなので
「運命の人」という訳の方がしっくりきます。
「thing to do」で「やるべき事」という意味ですが
「be the thins to do」で「やるべき事をやる」となり、
そういう人、期待をされているというニュアンスです。
「let me know / 教えて」は
「やるべき事を口に出してみて」という風に
解釈しています。)
You’ll never get to heaven, or even to L.A.
If you don’t believe there’s a way
(L.A.と言えばハリウッドです。
アメリカでの成功を象徴する都市です)
Why not take a star from the sky?
Why not spread your wings and fly?
Oh, it might take a little, and it might take a lot
But why not? Why not?
(「why not」は前述以外にもう一つ、
否定する理由がない時の肯定としても使えます。
「~しない? / 行かない?」と誘われて
「Why not?」と答えると「sure」と同義の
「もちろん」に加えて「断る理由ある?」と
いう意味になります。
なので歌詞の最後の「Why not?」は
「断る理由なんてないでしょ?」
というニュアンスで解釈しています。)
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誰にでも馴染みの良いポップなメロディーなので、気になった方はアルバムver.も聴いてみてください。
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