1975年にアメリカのロックバンド・キッスが発表した曲です。
レコード会社の売上が低迷していたことを懸念した社長が「ロック賛歌」が必要だと考え作られたそうです。曲はイングランドのバンド・スレイドの「Mama Weer All Crazee Now/クレイジー・ママ」に着想を得たとのこと。
その甲斐あって当時のキッスにとって自己最高の売上となり、現在でもキッスの代表曲の1つとなっています。
大盛り上がりのコーラスは、スタジオに居たミュージシャンやその奥様などを呼んでレコーディングしたそうです。歌や手拍子だけでなく、ジッパーを上げ下げして効果音を出す人も居たそうです。楽しそうですね。
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You show us everything you’ve got
You keep on dancin’ and the room gets hot
You drive us wild, we’ll drive you crazy
You say you wanna go for a spin
The party’s just begun, we’ll let you in
You drive us wild, we’ll drive you crazy
You keep on shoutin’, you keep on shoutin’
(「drive ~ wild」は「~を熱狂させる」や「興奮させる」の意味。
「drive ~ crazy」は「~を夢中にさせる」や「駆り立てる」の意味。
「~ wild」も「~ crazy」も似た意味ですが
「wild」は誉め言葉なのに対して
「crazy」には「イライラ」の意味合いもあります。
「go for a spin」は車やバイクで「ひとっ走りする」や
「ドライブする」などの意味で
新製品を「試す」や「試乗」の意味もあります。
「let you in」は中に「招き入れる」の意味。)
I wanna rock and roll all night and party every day
You keep on saying you’ll be mine for a while
You’re looking fancy and I like your style
You drive us wild, we’ll drive you crazy
You show us everything you’ve got
Baby, baby that’s quite a lot
And you drive us wild, we’ll drive you crazy
You keep on shoutin’, you keep on shoutin’
(「for a while」は「しばらく」や「少しの間」の意味。
「fancy」は「洗礼された」や「おしゃれ」などの意味。
「quite a lot」は「かなり多くの量」の意味。)
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勝手に怖いバンドと思っていましたが、2013年には日本公演の映画館上映の収益を2011年の東北震災へ寄付されたり、日本のアイドルとコラボされたり、活動の終盤しか知りませんが、何だかとても優しく愉快な方々なんだなという印象があります。
2023年には「実体」での活動を終了したKISS。今後はデジタルでの活動に切り替わるそうです。音楽活動を続けてくれるのは嬉しいですね。

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