1976年にアメリカの歌手フランキー・ヴァリが発表した曲です。翌年にはアメリカの女優で歌手のリタ・クーリッジがカバーし世界的にヒットしました。
曲を作ったのはアメリカの歌手ボズ・スキャッグス。フランキーが発表した三ヶ月後にセルフカバーしました。
タイトルの「We’re All Alone」は「私たちは皆ひとり」と「私たち二人だけ」の意味があり、世界中で解釈が別れています。
——————————————–
Outside the rain begins
And it may never end
So cry no more, on the shore a dream
Will take us out to sea
Forevermore, forevermore
(「shore」は「海岸」や「岸」の意味。
ここの歌詞では、「雨」は「悲しみ」を意味し
「止まないかも」は「悲しい現状は変わらない」、
「海」は「母なる海」…生命が生まれ還っていく場所、
つまり、誰か、恐らく歌詞の本人が亡くなったと
個人的に解釈しています。)
Close your eyes ami
And you can be with me
‘Neath the waves, through the caves of hours
Gone, forgotten now
We’re all alone, we’re all alone
(「ami」は調べましたところ、フランス語で
男性の「友」や「大切な人」の意味だそうです。
なぜここで突然フランス語…と思ったのですが
フランス人のお友だちに書いた、と思っています。
「’Neath」は「Underneath/~の下」の略。
「forgotten」は「忘れられた」などの意味。
この歌詞では「母なる海」に還り
無に帰すまでの描写かな、と解釈しています。)
Close the window, calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out, let it all begin
Learn how to pretend
(「calm」は「穏やか」や「落ち着いた」の意味ですが
自然な歌詞になるよう「和らげて」と訳しました。
「Let it out/吐き出す」は感情や秘密を
「あらいざらいぶちまける」の意味合いで
「解放する」の意味にもなります。
この歌詞では「本人」の死から立ち直れない相手に
語り掛けるような意味だと解釈しています。)
Once a story’s told
It can’t help but grow old
Roses do, lovers too, so cast
Your seasons to the wind
And hold me dear, oh, hold me dear
(「grow old」は「古くなる」や「年を取る」などの意味。
「cast」は「投げる」の意味。
ここで言う「Your seasons/君の季節」は
「本人」と一緒に過ごした時間のことだと解釈しています。
「hold me dear」は直訳すると
「私を大切に抱きしめて」ですが
「私を心に留めておいて」の意味にもなります。)
All’s forgotten now
Own it to the wind, my love, hold me dear
(「Own it to」は「受け入れる」や「向き合う」の意味。
「風」は「時間の経過」を指し、
亡くなった事実を受け入れるよう
促していると解釈しています。
亡くなった「本人」は記憶をなくしていくので
生きている人も後悔するような思い出は手放して
新たに歩み出して欲しい、という意味だと解釈しています。
ただ、事実を受け入れてくれることで
本人はいつまでも相手の心の中で生きて行ける、と
そういう歌詞だと思っています。)
——————————————–
解釈は色々ありますが、タイトルの「We’re All Alone」も「人間誰だって死ぬ時はひとり」それは「誰もが異なる人間だから」そして「生きる時間が長い人の心の中で、故人は生きていられる」と、決して悲しい曲でも孤独な曲でもないと思っています。

以下PR


コメント