2004年にカナダの歌手アヴリル・ラヴィーンが発表した曲です。
世界に衝撃を与えたデビューアルバムから、2年後に発売されたアルバムのシングル曲で、世界中のチャートでトップ10入りを果たしました。中でも人気の高かった日本では、日本限定カバーが発売されました。
アルバムのリード曲は「Don’t Tell Me」でしたが、アヴリル本人はこちらの曲を推していたそうです。どちらも作詞に本人が携わっています。
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Let’s talk this over
It’s not like we’re dead
Was it something I did?
Was it something you said?
Don’t leave me hanging
In a city so dead
Help up so high
On such a breakable thread
You were all the things I thought I knew
And I thought we could be
(「talk this over」は「話し合う」の意味。
「over/乗り越える」は問題の解決に向けて
掘り下げる意味合いで「about/~ついて」だと
一つの事柄を多角面から話し合う意味合いになります。
「Help up」は「助け起こす」や
「立ち上がる手助け」の意味です。
「I thought I knew」は「知っていると思っていた」
「知っているつもりだった」などの意味。)
You were everything, everything
That I wanted
We were meant to be, supposed to be
But we lost it
All of our memories so close to me
Just fade away
All this time, you were pretending
So much for my happy ending
(「supposed to be」は「~するはずだ」や
「~することになっている」などの意味。
「close to me」は「私の近くに」の意味で
自然な日本語になるよう「鮮明」と訳しました。
「So much for」は「~だったはずなのに」と
期待を裏切られたり外れたりした時の意味で
「~はもうお終い」などと訳されます。
この歌詞の場合、落胆具合が大きいので
「台無しにした」と訳しました。)
You’ve got your dumb friends
I know what they say
They tell you I’m difficult
But so are they
But they don’t know me
Do they even know you?
All the things you hide from me
All the shit that you do
(「dumb」は「馬鹿な」を意味する形容詞です。
「非常識な」や「愚かな」などの意味もあります。
「shit that you do」は
「あなたがやったくだらないこと」の意味なので
自然な日本語になるよう「君の酷い仕打ち」と訳しました。)
It’s nice to know that you were there
Thanks for acting like you cared
And making me feel like I was the only one
It’s nice to know we had it all
Thanks for watching as I fall
And letting me know we were done
(最初の二行は、友だちとに別れた話を
喋っている相手にかな、と解釈しています。
「It’s nice to/安心した」のは
馬鹿な友だちと一緒に居る馬鹿な相手と
別れられたことを指しているのかな、と思いました。
四行目の「we had it all/私たち全てを手にした」は
付き合っていた当時の心境かな、と解釈しています。)
He was everything, everything
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次のアルバムではガーリーなロックを披露するアヴリルですが、この時はまだアルタナティブ感が残っていてよく聴いていました。病気を乗り越えて今でも精力的に活動されています。また日本にも来て欲しいですね。
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