【和訳】♪Help! / The Beatles

The Beatles

1965年に世界を代表するイギリスのロックバンド・ビートルズが発売した曲です。本人たち主演の同名タイトル映画(邦題は「ヘルプ!4人はアイドル」)の主題歌で、英米両国のチャートで1位を獲得しました。ローリング・ストーン誌が選ぶ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」で29位に選ばれました。

 

作詞曲者は「Lennon–McCartney/レノン・マッカートニー」となっていますが、お察しの通りメンバーのジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作です。主にジョンが手掛け、ポールが一部を手伝ったそうです。

 

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(Help(助けて)!) I() need(かが) somebody(必要なんだ)

(Help(助けて)!) not(誰で) just(も良い) anybody(訳じゃない)

(Help(助けて)!) you(ほら) know(誰かが) I() need(要な) someone(んだよ助け), help(てくれ)

 

(「you know」は「ほら」や

「~じゃん?」などの意味があります。)

 

When(僕が) I() was() younger(った頃、), so() much(より) younger(ずっと若) than(かった) today(頃はさ)

(I() never(要なか) need(った)) I() never(して誰) needed(の助け) anybody’s(も必要と) help(はし) in() any(かっ) way(たさ)

(Now(今では)) but(でも) now(今で) these(はそん) days(な時代) are(は過ぎ) gone(去った)

(And(さらに) now(今気) I() find(いた)) now(今で) I() find(考え) I’ve(が変) changed(わったみ) my(たい) mind(なんだ)

And(そし) opened(て扉が開) up() the() doors(たのさ)

 

(「in any way」は「どんな方法も」の意味。)

 

Help(出来れ) me(ば助) if() you(てく) can(れよ), I’m(落ち) feeling(込んで) down(るんだ)

And(あと) I() do() appreciate(側に居てく) you(れて) being(感謝し)round(てるよ)

Help(地に) me() get(を付) my() feet(られ) back(るよ) on() the() ground(けてくれ)

Won’t(どうかお) you(願い) please(です助け), please(てくれま) help(せん) me()

 

(「being ‘round/around」は「一緒に居て」の意味。

「feet on the ground」は「地に足がつく」の意味。

「get my feet back on the ground」で

「地に足が付いていた状態に戻して」となります。

「Won’t you」は「Will not you」の短縮形で

「~してくれませんか」の意味です。)

 

And(そして) now(今僕) myの人) life生は hasほん changedとに色んな意 In) oh) so manyわった waysんだよ)

My() independence(の自立は靄の) seems(中へと) to() vanish(え去っ) in() the(みた) haze(いだ)

But(でも) every(さ時々) now(僕は) and() then(ごく) I() feel(安に) so() insecure(るんだよ)

I() know(までに) that(無い) I() just(ど僕) need(はただ) you(君が) like(必要) I’ve(だと) never(分か) done(って) before(るんだ)

 

(「vanish」は「消える」の意味ですが

同じ意味でも「disappear」は

「見えなくなる」という意味での「消える」で、

「vanish」は「突然」の意味での「消える」です。

「haze」は「モヤ」や「カスミ」を意味します。

「every now and then」は「時々」や「偶に」の意味。)

 

Won’t(どうかお) you(願い) please(です助け), please(てくれま) help(せん) me(), help(助け) me(てよ), help(助け) me(), ooh(あぁ)

 

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当時のレノンは人気が出過ぎたビートルズに対して、自分を見失ってしまっていると感じ、この曲を作ったそうです。映画の主題歌として書き下ろす必要があった為、率直にその時の気持ちを曲に込めたとか。ポールは「絶望から抜け出すこと」をテーマに書いたと語ったそうです。

「Help!」という世界中が理解できるシンプルな言葉が、心の乱れや慌ただしさを感じさせますが、ビートルズの美しいハーモニーと相まって、とても聞き心地良い名曲です。

 

 

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