2012年にバルバドスの歌手リアーナが発売した曲です。9月末に発売し、翌年5月には世界で750万枚以上を売り上げました。2024年にはアメリカレコード協会にて、合計1000万枚以上のセールスやストリーミングを指す「ダイヤモンド認定」を受けた大ヒット曲です。
プロデューサーはベニー・ブランコとスターゲイト、作詞はシーアというヒットメーカーが作り上げた今曲ですが、当初ブランコはリアーナに送るのを躊躇ったそうです。これまでリアーナがヒットさせてきた楽曲とは違い、今曲は刺激的な曲調ではなかった為です。ですが、当の本人は「7回も繰り返し聞いた」ほど、すぐに今曲を気に入ったそうです。
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Shine bright like a diamond
Find light in the beautiful sea, I choose to be happy
You and I, you and I, we’re like diamonds in the sky
You’re a shooting star I see, a vision of ecstasy
When you hold me, I’m alive, we’re like diamonds in the sky
(「in the sky」は「空の」ですが
「ダイヤモンド」の輝きを「星」に見立てている
と解釈し「夜空の」と訳しました。
「I’m alive」は「私は生きている」ですが、
命の危機を脱出したという意味の「生きている」や
「元気が出る」などの意味があるので
「魂が蘇る」と訳しました。
力なく闇夜に紛れていていた「私」が
「あなた」といると力が出て輝ける。
それを「星」さらには「ダイヤモンド」に
見立てていると解釈しています。)
I knew that we’d become one right away
Oh, right away
At first sight, I felt the energy of sun rays
I saw the life inside your eyes
(「become one」は「一つになる」や
「一体になる」または「夫婦になる」
などの意味があります。
「right away」は「すぐに」の意味。
「At first sight」は「一目で」の意味ですが
文脈によっては「一目惚れ」の意味にもなります。)
So shine bright, tonight, you and I
We’re beautiful like diamonds in the sky
Eye to eye, so alive
We’re beautiful like diamonds in the sky
(「Eye to eye」は「目と目で」の意味で
転じて「見つめ合って」とも訳せ、
「意見が一致する」などの意味もあります。
「so alive」は「alive」の「生きる」より
もっと活力を感じる「生き生きする」や
「元気に満ちる」を意味するので
自然な文になるように「命を感じて」
と訳しました。)
Shining bright like a diamond
Palms rise to the universe as we moonshine and molly
Feel the warmth, we’ll never die, we’re like diamonds in the sky
(「Palms」は「掌」の複数形の意味です。
「moonshine」は、月明かりを頼りに酒の密造を
していたことから「密造酒」の意味になります。
「molly」はドラッグの「MDMA」の俗称。
共感作用があり「愛の薬」とも呼ばれています。
歌詞の流れから本当に密造酒とドラッグを飲む
と言うよりは、月明かりの下でひっそりと愛し合おう
の意味だと解釈しています。)
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非常にロマンチックな歌詞です。確かに歌手の「リアーナ」という立場を確立させてきた楽曲とは違いますが、リアーナの声質、そして存在だからこそ、更に魅力が増した曲だとも思いました。
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