1995年にスウェーデンのバンド・カーディガンズが発表した曲です。
バンド史上初めてイギリスでチャートインした曲で、収録されたアルバム「ライフ」は日本でもヒットしました。その後も日本のCMに起用されたり日本人歌手にカバーされたり、今でも人気の曲です。
タイトルの「カーニバル/カーニヴァル」はカトリックにおける「謝肉祭」のことで、「肉食や悪い行いを止める期間」のことだそうですが、その前日に思いっ切り肉料理を食べて羽目を外していたことから、現代では「羽目を外す」お祭りのことを「カーニバル」と呼ぶようになったそうです。この歌詞における「カーニバル」も後述の方で、その祭りの一環である「移動遊園地」のことを歌っています。
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I will never know
‘Cause you will never show
Come on and love me now
(「show」は「見せる」や「示す」などの意味ですが
この歌詞の場合は感情を「表す」の意味で訳しました。)
Carnival came by my town today
Bright lights from giant wheel
Fall on the alleyways
And I’m here by my door
Waiting for you
(「wheel/ホイール」は「車輪」の意味ですが
イギリス英語で「giant wheel」や「big wheel」で
「観覧車」の意味になります。
「alleyways」は「路地」や「裏通り」
「小道」などの意味です。)
I hear sounds of lovers
Barrel organs, mothers
I would like to take you
Down there just to make you mine
In a merry–go–round
(「Barrel organs/バレル・オルガン」を
知らなかったのですが、調べたところ
「奏者なしに自動で演奏するオルガン」のことだそうです。
日本で言う「手回しオルガン」だそうです。
「Down there」は「あそこ」や「そちら」の意味。)
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大人の男女ではなく少年と少女の恋愛を連想させる可愛い曲です。少女が少年を誘ったのに、返事をもらえないまま待っている様子が伺えます。
ちなみに移動遊園地に行ったことはありませんが、映画などで見るととても楽しそうです。行ってみたいです。
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