1961年にアメリカの歌手エルヴィス・プレスリーが発表した曲です。エルヴィスの主演映画「Blue Hawaii/ブルー・ハワイ」のために書き下ろされた曲で、現在でも数多くのアーティストにカバーされています。
2004年にアメリカのローリング誌が発表した「オールタイム・グレイテスト・ソング500」では403位にランクインしました。
曲はフランスの楽曲「Plaisir d’amour/愛は喜び」を基に作られています。
また、元々歌詞は女性目線で「Can’t Help Falling in Love with Him/彼に恋せずにはいられない」と書かれていたそうで、その名残で冒頭の歌詞が「Him」に韻を踏む形になっています。
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Wise men say
Only fools rush in
But I can’t help falling in love with you
Shall I stay?
Would it be a sin
If I can’t help falling in love with you?
(「Wise men」は「賢者たち」や「賢い人たち」の意味。
「fools rush in」は「愚か者は早まる」や
「愚か者は向う見ずに突進する」などの意味。
「I can’t help falling in love」は直訳すると
「恋に落ちるのを助けられない」ですが
日本語だと「恋せずにいられない」や
「恋することを止められない」などの意味になります。
「Shall」は丁寧語なので「Shall I stay?」は
「ここに居てもいいでしょうか?」になりますが
字数が多かったので省略しました。悪しからず。
「Would ~ ?」も同じように丁寧語で
「~だろうか?」などの意味です。
「in」と「sin」が本来の歌詞の「him」と韻を踏む名残です。)
Like a river flows
Surely to the sea
Darling, so it goes
Some things are meant to be
(「flows」は絶え間なく「流れる」の意味。
「Surely」は「もちろん」や「きっと」などの意味。
「so it goes」は「そういうものだ」を意味する慣用句で
「そういう風にしかならない」などの意味もあります。
「meant to be」は「~する運命にある」などの意味。
「Some things are/いくつかのことは」と合わせて
「こうなる運命だったんだ」の意味になります。)
Take my hand
Take my whole life, too
For I can’t help falling in love with you
(「my whole life」は「今までの私の人生」の意味。)
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勝手ながら、この曲を「嫌い」を言う人は居ないんじゃないかなと思っています。簡潔で誰もが共感できるようなラブソングです。
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