【和訳】♪Angel Of The Morning / Evie Sands

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1967年にアメリカの歌手エヴィ・サンズが発表した曲です。

発売当初は話題になりませんでしたが、翌年の1968年にアメリカの歌手メリリー・ラッシュがカバーし大ヒットしました。その後も多くの歌手にカバーされています。

 

メリリーのカバーは映画「Girl, Interrupted/17歳のカルテ」の挿入歌に使われました。アンジェリーナ・ジョリーの出世作としても知られていますが、この曲を作ったチップ・テイラーはアンジーの姪にあたるそうです。素晴らしい縁ですね。

 

個人的にはこの曲を海外ドラマ「フレンズ」で知りました。アメリカの歌手クリッシー・ハインドがゲスト出演し、カフェで演奏する歌手の役でこの曲を弾き語りしました。すぐにあの人は誰で何という曲かとアメリカの知人に聞くと、イギリスのバンド「The Pretenders/プリテンダーズ」のボーカルで、曲自体はカバーだと教えてくれました。どのアルバムを買えばいいのかと聞くと「ドラマの弾き語りが一番良いアレンジだよ」とも教えてくれました。笑

確かにギター一本で歌う彼女はとても格好良かったです。

 

他にも最も高い位置にチャートインしたアメリカのカントリー歌手ジュース・ニュートンのカバーや、レゲエ歌手シャギーが大胆にアレンジしたカバー「Angel」などが有名です。アメリカではとても有名な曲だそうです。

 

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There’ll(あなたの) be() no() strings(縛る紐) to() bind(んて) your(無い) hands(のよ)

Not(私の) if() my() love(あな) can’t(たの心) bind(を縛) your(れない) heart(のなら)

And自分 there’s(の意志) no() need(示す必) to() take(も無) a() stand(でしょ)

For(始め) it() was(こと) I() who(選ん) chose(だ私の) to() start(とを)

I() see(に送 no) need届ける) to() take(要な) me(んて) home(無いわ)

I’m(夜明) old(けを) enough(迎えるの) to() face(は十) the(分な) dawn(年齢よ)

 

(「strings」は「紐」や「糸」などの意味。

「to bind」は「拘束する」や「結びつける」などの意味。

「take a stand」は「意志を示す」や「立場を表明する」

「態度を明確にする」などの意味。

「to face」は「直面する」や「立ち向かう」などの意味。

「to face the dawn」で「夜明けを迎える」の意味。)

 

Just(ただ) call() me() angel(朝の天) of(使) the() morning(呼んでよ), Angel(天使と)

Just(私か) touch(ら離れ) my() cheek(前に私) before(の頬に) you(触れ) leave(てよ) me(), baby(愛しい人)

Just(ただ) call() me() angel(朝の天) of(使) the() morning(呼んでよ), Angel(天使と)

Then(それか) slowly(らゆっく) turn(りと私) away(に背を) from(向けて) me()

 

(「leave me」は「私から離れる」などの意味ですが

「私を残して去る」や「私を捨てる」の意味もあります。

歌詞から、朝を迎えて眠っている主人公を起こさないよう

もう一人が静かに身支度を整える優しい描写を感じたので

「別れ」の意味ではなく、単に「その場を離れる」

の意味で訳しました。)

 

Maybe(きっと太) the() sun’s(の光も) light(曖昧) will(にな) be() dim(わね)

And(そし) it() won’t(それが) matter(どうでも) anyhow(良くなる)

If() morning’s(し朝の響きが) echo(私たち) saysに罪を) we’ve犯したと) sinned(言っても)

Well(まあそ), it() was(が今) what(の私た) I() wanted(が望んだこ) now(とだし)

And(私た) if() we’re(が夜の) the() victims(牲者にな) of() the(たと) night(しても)

I() won’t(が光に目 beが眩 blindedむことなん) by() light(ないわ)

 

(「dim」は「曖昧」や「よく見えない」などの意味ですが

「頭がぼんやりする」の意味でもあります。

素晴らしい夜を過ごして眠りにつく頃に朝日が昇っても

「don’t matter anyhow/結局はどうでもいい」

という内容だと解釈しています。

「morning’s echo/朝の響き」は朝の喧騒や

動物たちの鳴き声だと解釈しています。

sinned」は「罪を犯した」の意味。

victims」は「犠牲者」や「餌食」などの意味。

「blinded by light」は「光に目が眩む」の意味。

初めての外泊のトキメキと罪悪感を

上手く表現していると思いました。)

 

I() won’t(と一緒) beg(に居) you(てな) to() stay(て懇願) with(しない) me()

Through(涙した日) the() tears(乗り越) of() the() day(から)

Of(あの) the() years(月を乗), baby(り越え), baby(たから), baby(愛しい人)

 

(「beg」は「懇願する」の意味。

「Through the ~」は「~を乗り越えて」や「経験して」

「~を終えて」などの意味で、

辛い出来事の場合は「乗り越えて」とも訳されます。

Through the tears of the day」は

「あの日の涙を通して」の意味ですが自然な日本語になるよう

「涙した日を乗り越えたから」と訳しました。

「Of the years」も「あの歳月の」の意味ですが

「あの歳月を乗り越えたから」と訳しました。)

 

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個人的には「ここから始まる長く続く関係」を歌っていると、幸せな解釈をしていますが、人によっては「相手にとっては一晩だけの関係」を示唆している、という解釈もありました。そんな点も面白いです。

 

 

以下PR

 

 

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