【和訳】♪The Fate of Ophelia / Taylor Swift

Taylor Swift

2025年にアメリカの歌手テイラー・スウィフトが発表した曲です。

タイトルの「Ophelia/オフィーリア」はイングランドの作家シェイクスピアが書いた悲劇「ハムレット」の登場人物です。MVではミレーが描いた絵画「オフィーリア」を模したテイラーの姿も見れます。

 

歌詞は婚約を発表したお相手トラビス・ケルシー氏について書かれていると思われます。多くのヒット曲を生み出したスウェーデンの名プロデューサー、マックス・マーティンと、マックスとコラボ経験が豊富なプロデューサー、シェルバックと共に作られました。

 

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I() heard(が呼ぶ) you(声が) calling(聞こえた)

On() the() megaphone(器を使ってね)

You(私と誰) wanna(もいない) see(時に) me(会い) all() alone(いって)

As言い) legend伝えによれ) has() it() you(って)

Are(完全) quite(な放火) the(魔だ) pyro(ってね)

You(マッチ) light(に火を) the(つけれ) matchば衝撃を受 to) watchるのが目) it() blow(見える)

 

(「legend」は「言い伝え」や「伝説」などの意味。

pyro」は「放火魔」の意味。

歌詞の内容から「情熱的」や「その気にさせるのが上手い」

などの意味合いだと解釈しています。

「blow」は「強く吹く」の意味ですが「衝撃」の意味もあります。

自然な歌詞になるよう「衝撃を受ける」と訳しました。)

 

And(もしも) if() you’d(が私を) never(えに来て) come(くれな) for(かっ) me(たら)

I() might’ve(は憂鬱に) drowned(沈んでい) in() the() melancholy(もしれない)

I() swore(は自分に) my(忠誠) loyalty(を誓った) to() me(), myself(私自身と) and(そし) I()

Right(君に空 beforeを照らさ youれる直 lit) my) sky私に) up()

 

(「I might’ve ~」は「私は~だったかもしれない」の意味。

melancholy」は「憂鬱」や「物悲しい」などの意味。

swore/誓った」は「swear/誓う」の過去形。

loyalty」は「忠誠」や「忠誠心」の意味。

 

All(それ) that(まで) time(ずっと)

I() sat(は塔) alone(の中で) in() my(り座) tower(ってた)

You(君は) were(ひたす) just(ら自) honing(自分の力を) your(磨いて) powers(いたのね)

Now(今の私) I() can(は全) see(て見) it() all(るわ)

Late(ある夜) one(の遅) night(い時間)

You(君は) dug(私の meお墓 outから) of) myを堀 graveり起こ andして)

Saved(私の命を) my(救い) heart(出して) from(くれた) the宿命) fateから) of)

Ophelia(オフィーリアの)

 

(「honing」は「磨き上げる」などの意味。

「dug」は「掘り起こす」、「grave」は「墓」の意味。

余談ですが「ハムレット」でオフィーリアのお墓が登場します。

「fate」は「宿命」や「運命」の意味で

「不幸な運命」の意味合いです。)

 

Keep(自分に) it() one(実で) hundred(あるのよ)

On(陸の) the(上に) land(居ても), the() sea(でも), the(空で) sky(もね)

Pledge(君の両手) allegiance(に忠誠の誓) to() your(を立) hands(てるわ)

Your(君の) team(仲間に), your(君の雰) vibes(囲気に)

Don’t(どこに) care(行って) where(いたかな) the(んて) hell(全く) you(気に) been(しない)

Cause(だっても) now(う君は) you’re(私のもの) mine(だから)

It’s(正に)bout(眠れぬ) to() be() the(訪れ) sleepless(るところだ) night(ったわ)

You’ve(君はずっ beenと夢に dreaming見て来たの of)

The(オフィ) fate(ーリ) of() Ophelia(の宿命を)

 

(「Keep it one hundred」は直訳すると「100%で居る」ですが

転じて「自分に忠実である」や「正直でいる」などの意味になります。

「Pledge allegiance to ~」は「~に忠誠を誓う」の意味。

主に国旗や王に対して使われます。

「where the hell you been/一体どこに行っていたんだ」は

苛立ちや心配の気持ちが入った言葉です。

「It’s about to be ~」は「正に~になろうとしている」の意味。

「You’ve been dreaming/あなたはずっと夢に見て来た」は

「オフィーリアの宿命」を「夢に見て来た」から「私」を「救うことが出来た」、

つまり「二人は運命だった」という意味だと解釈しています。)

 

The(ある) eldest(高貴な) daughter(家系に生) of() a() nobleman(た最初の娘)

Ophelia(オフィーリア) lived(は空想) in() fantasy(生きていた)

But(でも) love(愛と) was(は蠍) a() cold(らけ) bed(の冷) full(たい) of() scorpions(ッドだった)

The(その) venom(毒は彼女) stole(の正気) her(を奪) sanity(ったの)

 

(「eldest」は「最初に生まれた子」の意味。

「eldest daughter」は「長女」の意味。

nobleman」は「貴族」などの意味。

stole」は「奪った」や「盗んだ」の意味。

sanity」は「正気」や「健全さ」の意味。

「ハムレット」でもオフィーリアは父の死から正気を失います。)

 

And(もしも) if() you’d(が私を迎 never(えに来て) come(くれていな) for(かっ) me(たら)

I() might’ve(は煉獄に) lingered(残っていた) in() purgatory(もしれない)

You(君は) wrap(私を鎖) around(のように me王冠 likeのよ a) chainに蔦の, a) crownうに包み, a vineむの)

Pulling(私を炎の) me(中へ) into(と引き) the(ずり) fire(込む)

 

(「lingered」は「いつまでも残る」や「居残る」などの意味。

purgatory」は「煉獄」の意味。

「wrap」は「包む」の意味で「wrap around」は「包み込む」の意味。

Pulling」は「引っ張る」の意味。

「into the fire/炎の中に」は

「試練の中に」の意味合いで使われることもありますが

この歌詞の場合は「恋の炎の中に」だと解釈しています。)

 

Tis(それ) locked(は私の記憶) inside(の中に) my(閉じ) memory(込めてある)

And(そして) only(君だ) you(けが) possess(鍵を持っ) the() key(いる)

No(もう) longer(溺れた) drowning(り騙され) and(たり) deceived(しないわ)

All(全て) because(は君が迎え) you(に来) came(てくれた) for(おか) me(げよ)


(「’Tis」は「It is」の略ですが古い言葉になります。

古典の「ハムレット」に合わせたのかなと思います。

「locked/閉じ込めた」のは

過去に「恋に夢中になっていた気持ち」だと解釈しています。)

 

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今回は人に頼まれて訳してみました。自身の恋愛を赤裸々歌って来た点も彼女の人気の一因だったので、ファンにとっても嬉しい一曲だろうなと思いました。

 

 

以下PR

 

 

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