アメリカのバンド・マルーン5が2004年に発売した曲です。デビューアルバムからの3枚目のシングルカットで、アメリカを始めイギリスや世界中で大ヒットしました。
現在でもマルーン5の代表曲の一つとして評価されています。
作詞曲に携わったボーカルのアダム・レヴィ―ンが、周囲の恋愛話から自身の想いを曲にしたそうです。アダムはADHDを公表していますが、デビュー当時から自身の中に沢山の想いが湧き上がり過ぎて、曲にするのが大変だったそうです。ADHDと診断される方は創造性が高いと評されることもあり、彼にとっては名曲を幾つも誕生させる助けにもなっている気がします。
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Beauty queen of only eighteen
She had some trouble with herself
He was always there to help her
She always belonged to someone else
(「belonged」は「~の一員」や「~の所属」
を意味し「belonged to ~/人」で
「~のもの/恋人」の意味になります。)
I drove for miles and miles
And wound up at your door
I’ve had you so many times
But somehow I want more
(「and」の前後に同じ単語が入ると
「繰り返し」や「増強」の意味になります。
この場合は「miles/距離の単位」が入るので
「何マイルも」と訳しました。
「wound up at」は「最終的に~に辿り着く」
を意味する「wind up at」の過去形です。
「your door/君の扉」はこの場合
「家の玄関」と解釈し「君の家」と訳しました。
「somehow」は「どういうわけか」や
「どうにか」や「何となく」などの意味です。)
I don’t mind spending every day
Out on your corner in the pouring rain
Look for the girl with the broken smile
Ask her if she wants to stay a while
(「spending」はお金や時間を「費やす」
の意味なので「過ごす」と訳しました。
「your corner/君の街角」は前に
「your door/君の家」が出たので
「君が住む街角」と訳しました。
「broken smile」は
「心の傷を隠した表面上の笑顔」を意味します。
「while」は「しばらくの間」を意味し
「stay a while」は「しばらくここに居て」の
他にも「ちょっと座ってて」などの意味になります。)
And she will be loved
Tap on my window knock on my door
I want to make you feel beautiful
I know I tend to get so insecure
It doesn’t matter anymore
(「tend to get」は「~になりやすい」や
「~しがち」などの意味があるので
「so insecure/とても不安」と足して
「心配し過ぎる」と訳しました。
「doesn’t matter anymore」は
「もう気にしない」や
「もう問題じゃない」の意味です。)
It’s not always rainbows and butterflies
It’s compromise that moves us along, yeah
My heart is full and my door’s always open
You come anytime you want
(「not always rainbows」は直訳すると
「いつも虹が架かるとは限らない」で、
転じて「いつも良いことが起こるとは限らない」
の意味になります。同じように
「not always butterflies」は直訳すると
「必ずしも蝶とは限らない」ですが
「butterflies/蝶」は「良いこと」や
「楽しいこと」を意味するので
「必ずしも良いことが起こるとは限らない」や
「必ずしも楽しいことが起こるとは限らない」
の意味になります。
「compromise」は「妥協」の意味です。)
I know where you hide alone in your car
Know all of the things that make you who you are
I know that goodbye means nothing at all
Comes back and begs me to catch her every time she falls, yeah
(「things that make you who you are」は
「君を君にしているもの」の意味です。
「every time~」は「~する度に」の意味。
「falls」は「滝」や「落ちる」の意味ですが
今の場所から下がる、つまり
「倒れる」の意味にもなります。)
(Please don’t try so hard to say goodbye)
(「try so hard to say」は「言い難い」や
「必死で言おうとする」、「無理して言おうとする」
などの意味があります。)
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多感で衝動的に行動しがちな十代の恋愛がドラマチックに描かれています。こういった経験を誰しもがするように、曲の良さも不変なんだなと思いました。
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