1998年にアニメ映画「Mulan / ムーラン」のサウンドトラックとして、アメリカの歌手クリスティーナ・アギレラをボーカルに迎え発表された曲です。
劇中ではフィリピンの歌手レア・サロンガが主人公ムーランとして歌唱しています。どちらの歌唱も素晴らしいです。
2020年に実写版としリメイクされた際、劇中で歌唱するミュージカル要素は削除されましたが、この曲は主題歌として再集録され、クリスティーナ・アギレラが歌唱し直しました。
この曲はサロンガ、アギレラの両者とも評論家から絶賛されました。
個人的にレア・サロンガさんの歌声こそ、ディズニーのヒロインという感じがして大好きです。(アニメ映画「アラジン」のジャスミンの声も担当されています。)そしてクリスティーナ・アギレラさんは、魂からの叫びのような歌声がいつも素晴らしいです。
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Look at me
You may think you see
Who I really am
But you’ll never know me
Every day
It’s as if I play a part
(「as if」は「まるで」の意味。)
Now I see
If I wear a mask
I can fool the world
But I cannot fool my heart
(「wear」は「身に付ける」の意味なので
日本語だと帽子などを「被る」や
靴などを「履く」の訳され方もします。)
Who is that girl I see
Staring straight back at me?
When will my reflection show
Who I am inside?
(一部長文になっているので
行と訳が一致していません。悪しからず。
「Staring」は「じっと見つめる」の意味。
「reflection」は「反射」や「反映」の意味。
「内省」の意味もありますが、
劇中で鏡や水鏡に映る自分に向けて歌うので
前者の意味で訳しました。)
I am now
In a world where I
Have to hide my heart
And what I believe in
(「In a world where I」は
「私という世界では」の意味。
自然な日本語になるよう「という」を
「が存在する」と訳しました。
「Have to」は「しなければならない」の意味。
「what I believe in」は
「私が信じていること」つまり
「信念」や「信条」の意味です。)
But somehow
I will show the world
What’s inside my heart
And be loved for who I am
(「somehow」は「何とかして」や
「どうにかして」などの意味。
「be loved」は「愛される」や「好かれる」の意味。
「for who I am」は「ありのままの私で」や
「私の存在そのまま」などの意味。)
Why is my reflection
Someone I don’t know?
(「Someone I don’t know」は
「知らない人」の意味。)
Must I pretend that I’m
Someone else for all time?
There’s a heart that must be free to fly
That burns with a need to know the reason why
(「Must I ~ ?」は
「私は~しなければいけませんか?」の意味。
「for all time」は「ずっと」や「いつまでも」
「永遠に」などの意味。)
Why must we all conceal
What we think, how we feel?
Must there be a secret me
I’m forced to hide?
(「conceal」は「隠す」や「秘密にする」などの意味。
同じ「隠す」の意味でも「hide」は
物理的に隠す意味になります。
「forced」は「強いられた」や「強制的」などの意味。)
I won’t pretend that I’m
Someone else for all time
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ディズニーアニメの「ムーラン」は、ディズニー作品の中でも大好きでした。ふと気になって訳してみて、益々好きになった一曲です。
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