1954年にアメリカの作曲家バート・ハワードによって作られた曲です。ニューヨークのキャバレーでフェリシア・サンダーズに歌われて以降、世界中の歌手によってカバーされています。
アメリカの歌手ジョニー・マティスが1956年にカバーする際、タイトルを「Fly Me to the Moon」としました。
現代で周知されているボサノヴァ調は1962年に、アメリカの作曲家ジョー・ハーネルによって編曲されました。1964年にはアメリカの偉大な歌手フランク・シナトラがカバーし、大ヒットとなりました。
1960年代のアメリカはアポロ計画の真っ只中。シナトラの録音テープはアポロ10号と11号に積み込まれ、人類が初めて月に持ち込んだ曲となったそうです。
—————————————
Fly me to the moon
And let me play among the stars
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
(「among」は「~の間で」の意味。
「what ~ is like」は「~はどんなものか」の意味。)
In other words, hold my hand
In other words, darling, kiss me
(「In other words」は「つまり」や
「言い換えると」「要するに」の意味。)
Fill my heart with song
And let me sing forever more
You are all I long for
All I worship and adore
(「forever more」は「未来永劫」や
「永久に」などの意味。
「all I long for」は「私が本当に望む全て」や
「私が心から欲しがっている全て」の意味。
「worship」は「崇拝」や「賛美」の意味。
「adore」にも「崇拝」の意味がありますが
「worship」は「神」やそれと同等の対象を指し
「adore」はより身近な対象への
「敬愛」や「熱愛」の意味です。)
In other words, please be true
In other words, I love you
—————————————
日本でも人気アニメで使われ幅広い層から支持されています。言わずもがなの名曲です。
以下PR
コメント