1992年にアメリカの歌手ホイットニー・ヒューストンが、自身が主演した映画「The Bodyguard」の主題歌として発表したカバー曲です。
映画と同様にビルボードのHOT100で1位を獲得するなど世界中で大ヒットしましたが、ホイットニーが亡くなった2012年には再びトップ3にチャートインし、同じ曲が違う年代でチャートインするという偉業を達成しました。
ホイットニーの代表曲の1つとして愛されていますが、原曲を歌っているのは1973年に発表されたアメリカの歌手ドリー・パートンです。彼女はこの曲を、デュエット・パートナーであったポーター・ワゴナーのために書いたそうです。その後も多くの歌手からカバーされました。
ちなみに映画の劇中で流れる男性歌手「John Doe/ジョン・ドゥ」は、日本語で言う「名無しの権兵衛」を意味しますが、アメリカの歌手ジョン・ノメンセン・デュチャックのことです。
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If I should stay
I would only be in your way
So I’ll go, but I know
I’ll think of you every step of the way
(「be in your way」は「あなたの邪魔になる」や
「あなたの行く手を阻む」の意味。
「every step of the way」は「あらゆる局面で」や
「道程の全ての段階で」などの意味。)
And I will always love you
I will always love you
You
My darling, you
Bittersweet memories
That is all I’m taking with me
So goodbye, please don’t cry
We both know I’m not what you, you need
(「Bittersweet」は「ほろ苦い」の意味。
「We both」は「お互い」や「私たち二人共」の意味。)
I hope life treats you kind
And I hope you have all you’ve dreamed of
And I wish you joy and happiness
But above all this, I wish you love
(「I hope life treats you kind」は直訳すると
「人生があなたに親切でありますように」
つまり人生が順調であるよう願う一文です。
「above all」は「何より」や「とりわけ」などの意味。)
You
Darling, I love you
Ooh, I’ll always, I’ll always love you
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数あるカバーの中でも、やはり歌唱力が抜群なホイットニーのカバーを選んで訳しました。単純なものこそ実力が試されることを見せつけてくれる名曲です。
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