2024年にアメリカの歌手サブリナ・カーペンターが発売した曲です。ファンクやダンスミュージックなどを融合させた曲調と、サブリナ自身も参加した歌詞が評論家から絶賛され、商業的にも大ヒットしました。
MVはサブリナが曲を聞いて思い浮かんだ「レトロ調」「ビーチ」「プールカー」などが登場し、こちらも好評を博しました。
歌詞には日本が世界に誇るゲーム会社「任天堂」とその代表ゲーム機「Switch」も登場するので、日本人としても楽しめます。
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Now he’s thinkin’ ‘bout me every night, oh
Is it that sweet? I guess so
Say you can’t sleep, baby, I know
That’s that me espresso
(「sweet」は味覚の「甘い」以外にも
感覚の「心地良い」や「楽しい」、
「甘やかすように優しい」などの意味があります。
「That’s that」は、散々議論してこれ以上
議論の余地がない場合などに
「これで終わり」という意味で使われます。
言うことは「それだけ」や
「まぁ、そんなところだね」
などのニュアンスです。)
Move it up, down, left, right, oh
Switch it up like Nintendo
(「Switch it up」は「切り替える」
の意味ですが、「Nintendo」と掛けてあるので
「スイッチして」と訳しました。)
I can’t relate to desperation
My give–a–fucks are on vacation
And I got this one boy, and he won’t stop callin’
When they act this way, I know I got ‘em
(「relate to」は「~に共感する」の他に
「~に関係する」や「~に関連する」などの
意味があります。
「desperation」は「必死」の他に
「自暴自棄」や「絶望」などの意味があります。
「give-a-fuck」は他人の言葉や視線が
「気になる」の意味で、「fucks」と「s」が
付いているので「数々のゴシップ」を
意味していると解釈しています。
特にサブリナは恋人との私生活を
よくパパラッチされています。
「ゴシップなんて気にしない」
という意味だと思っています。
「got ‘em」の「’em」は「them」の略で
「成功した」「やった」などを意味します。)
Too bad your ex don’t do it for ya
Walked in and dream–came–trued it for ya
Soft skin and I perfumed it for ya
(Yes) I know, I Mountain Dew it for ya
(Yes) that morning coffee, brewed it for ya
(Yes) one touch and I brand–newed it for ya (oh)
(「ex」は「元」や「前の」の意味で
「元カレ/カノ」や「前の旦那/妻」を指します。
「Walk in」は「歩いて部屋に入る」や
「仕事に就く」の意味の他にも
予約なしの「飛び込み」も意味します。
「ya」は「you」の略です。
「Mountain Dew」はアメリカ産の炭酸飲料
「マウンテンデュー」のことですが
元は「密造ウイスキー」のスラングだったそうです。
そのことから「くせになる」に
ニュアンスだと解釈しています。
「brand-new」は「真新しい」や「新品」、
「おろしたて」を意味するので
「淹れたて」と訳しました。
尽くしているように思えますが
「ワンタッチで淹れたて」、つまり
コーヒーメーカーで手軽に作っている
という意味だと解釈しています。)
Holy shit
I’m working late, ‘cause I’m a singer
Oh, he looks so cute wrapped ‘round my finger
My twisted humor makes him laugh so often
My honey bee, come and get this pollen
(「wrapped ‘round my finger」は
直訳すると「私の指に絡みつく」ですが、
転じて「自分の意のまま」や
「手玉にとる」の意味になります。)
(stupid)
Thinkin’ ‘bout me every night, oh
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1990年代~2010年代生まれを指す「Z世代」の中では、アイコン的な人気を博しているサブリナさん。それを象徴するように、音でも目でも楽しめる曲です。
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