1962年にアメリカの歌手フランキー・ヴァリが発表した曲です。
発売当時から人気でしたが、原曲の素晴らしさとアレンジのし易さから多くの歌手にカバーされ、60年以上経った今でも世界中で愛されている曲です。
アメリカの放送音楽協会「BMI」が発表した「20世紀にアメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲」では第5位にランクインしています。
日本では1981年にアメリカのバンド、ボーイズ・タウン・ギャングが発表したディスコ調のアレンジが大ヒットしました。そちらが原曲だと思われてる方も多いでしょう。
ボーイズ・タウン・ギャングの方は、邦題が「君の瞳に恋してる」として知られています。ただし、原曲を歌ったフランキー・ヴァリの最大のヒット曲「My Eyes Adored You」も同じ訳をされる事が多いので、混同注意です。
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You’re just too good to be true
Can’t take my eyes off of you
You’d be like
Heaven to touch
I wanna hold you so much
At long last love has arrived
And I thank God I’m alive
(「good to be true」は「夢のよう」や
「素晴らし過ぎて現実だとは思えない」などの意味。
「eyes off」は「目を離す」や「目をそらす」
「見ないようにする」などの意味。)
Pardon the way that I stare
There’s nothing else to compare
The sight of you leaves me weak
There are no words left to speak
But if you feel like I feel
Please let me know that it’s real
(「Pardon」は「許し」の意味ですが
畏まった場での「Pardon?」は
「もう一度言ってください」の意味があります。
「sight」は「見る」ですが同じ意味の「see」と違い
「景色」も意味するので「目にする」や
「目撃する」などのニュアンスです。)
I love you, baby, and if it’s quite alright
I need you, baby, to warm the lonely night
I love you, baby, trust in me when I say
Oh, pretty baby, don’t bring me down, I pray
Oh, pretty baby, now that I found you, stay
And let me love you, baby, let me love you
(「if it’s quite alright」は「もし良かったら」の意味。
最後の「And ~」はその前の「stay」の続きと捉え
「Stay and let me love you/
側に居て君を愛させて」と訳しました。)
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作詞作曲を手掛けた内の一人、ボブ・ゴーディオはフランキーがボーカルとして在籍したバンド、フォー・シーズンズのメンバーでした。フォー・シーズンズは「世界で最も売れたバンド」の一組です。メンバーの入れ替わりが非常に激しいバンドでしたが、二人はずっと在籍し、ボブがライブを引退した現在、残っているのはフランキーのみだそうです。オリジナルメンバーが在籍したまま、バンドの名を残してくれるのは、ファンとしても嬉しいことなんじゃないかなと思いました。
バンドと共に愛され続ける一曲です。
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