イギリスの男女グループ、ステップスが1997年に発表した曲です。
カントリーとテクノをポップに融合させた曲はイギリスを中心に世界でヒット。日本でもバラエティー番組で使われるなどして人気を集めました。
グループが最初に解散するまでに発売した曲の中では、唯一イギリスのチャートでトップ10に入り損ねました。ただ、その後も長く愛され、2021年の時点でグループにとって最もストリーミング再生された曲となったそうです。
歌詞ではカントリー・ダンスやウエスタンの用語が多用されています。とにかくひたすら陽気な曲です。
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It’s time to begin – now count it in
5-6-7-8
(「It’s time to ~」は「~する時が来た」や
「そろそろ~する時だ」などの意味。)
My boot scootin’ baby is drivin’ me crazy
My obsession from a Western, my dance floor date
My rodeo Romeo, a cowboy god from head to toe
Wanna make you mine, better get in line
5-6-7-8
(「boot scootin’/ブード・スクーティン」は
カントリー・ウエスタンのラインダンスの一種で
ブーツを履いて軽快に足を滑らせるように踊るステップ
などのことを指すそうです。
「driving me crazy」は直訳すると
「私を気が狂う状態に追い込む」ですが
「イライラさせる」や「振り回される」などの意味。
また、転じて「酷く夢中にさせる」の意味でもあります。
「My rodeo Romeo」は「暴れ馬のように激しい恋人」や
「カウボーイのような情熱的な恋人」の意味。
「get in line/列に並ぶ」の「line/列」は
ラインダンスの「列」のことだと解釈しています。)
Foot kickin’ finger clickin’, leather slapping, hand clappin’
Hip bumpin’, music thumpin’, knee hitchin’, heel and toe
Floor scuffin’, leg shufflin’, big grinnin’, body spinnin’
Rompin’ stompin’, pumpin’ jumpin’, slidin’ glidin’, here we go
(「Foot kickin’/足蹴り」は文字通り人や物を蹴ること、
嬉しさや恥ずかしさから足をばたつかせること、
そして足でリズムをとること、の意味があります。
「thumpin’」は重い物がぶつかる大きな音や
ベース音の効いた激しい音楽などを意味します。
「knee hitch/ニーヒッチ」はラインダンスでよく見る
曲げた膝を胸まで上げるステップのことだそうです。
「heel and toe/ヒール・アンド・トゥ」は
踵と爪先を使ったステップのことだそうです。
「scuff」は「足でこする」や「摩擦」などの意味。
「shuffling」は「shuffle」の現在進行形で
「足を引きずって歩く」や「すり足」などの意味。
「big grin」は「とびきりの笑顔」や「満面の笑み」の意味。
「Romp」は「はしゃぎ回る」や「跳ね回る」などの意味。
「stomp」は「足を踏み鳴らす」や「足で地面を強く踏む」などの意味。)
Tush pushin’, thunder footin’, cowgirl twistin’, no resistin’
Drums bangin’, steel twangin’, two steppin’, end to end
Hardwood crawlin’ some four wallin’, rug cuttin’, cowboy struttin’
Burnin’ yearnin’, windin’ grindin’, let’s begin the dance again
(「Tush」は「お尻」を意味するスラングで
「Tush push」で「お尻を突き出す姿勢」を意味します。
「footing」は「足元」や「足場」などの意味。
「banging」は「激しく打つ」や「力強い音」などの意味。
「twanging」は弦楽器を弾いた時の音を意味します。
「end to end」は「端から端まで」の意味。
「crawling」は多くの人が「うじゃうじゃしている」の他、
「這っている」、目立たないように「ゆっくり進む」などの意味。
「rug cutting」は「rug/絨毯」が裂けるほど
激しく踊るダンス「Cut a rug」のことだと思われます。
「struttin’」は「気取って歩く」や「堂々と闊歩する」などの意味。
「yearning」は「憧れる」や「切望する」などの意味。
「grinding」は「磨く」や「すり潰す」などの意味ですが
「過酷な仕事」を意味するスラングでもあり、
近年では「地道な努力」などの意味でも使われています。)
You’re mine, all mine now, bubba
Gonna rope you in, so count me in
5-6-7-8
(「bubba/バッバ」はアメリカ南部の方言で
親しい男性に呼びかける「相棒」や「兄弟」の意味だそうです。
「rope you in」は「誘い込む」や「騙して巻き込む」などの意味。
「count me in」は「仲間に入れて」や「私も参加する」の意味。)
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グループのプロデューサーはABBAのようなグループを作りたいと結成したそうです。わずか4年の活動で一度解散していますが、不仲ではなく財政面の理由だったそうで、メンバー自体は仲が良く2011年には再結成しています。また日本でも歌ってくれる機会があるかもしれません。

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