【和訳】♪The Sound of Silence / Simon & Garfunkel

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1964年にアメリカのフォークデュオ、サイモン・アンド・ガーファンクルが発表したデビュー曲です。

発売当時は商業的に失敗しましたが、翌年の1965年にラジオで流れ始めると、徐々に若者からの支持を受け、日本を含めた世界中で大ヒットしました。2012年にはアメリカ議会図書館の国立録音登録簿に登録されました。

 

1967年には映画「The Graduate/卒業」にも使用されました。

歌詞は難解と有名ですが、歌詞を書いたポール・サイモンは、浴室で蛇口から水を出す時の音が好きで書いた、と述べたそうです。

 

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Hello(こんに) darkness(ちは暗闇よ), my(我が) old() fiend(き友よ)

I’ve(また) come(君と話) to() talk(しに) with(来た) you() again(だよ)

Because(だってゆ) a() vision(くりと) softly忍び寄 creeping(る空想が)

Left(眠っ) its() seeds(いる間) while(にその) I() was(を残) sleeping(したから)

And(そし) the() vision(僕の脳) that(内に) was(植え) planted(つけられ) in() my() brain(の光景)

Still(まだ) remains(残っている)

Within(静寂) the() sound(響き) of() silence(中で)

 

(「creeping」は「忍び寄る」や「這い回る」などの意味。

planted」は「植えられた」や「定着した」などの意味。

 

In restless止するこ dreamsとのない I) walked独りで alone歩いた)

Narrow(石だた) streets(みの) of() cobblestone(い通り)

Neath(街頭が) the() halo(った) of() a() street(輪の) lamp(中を)

I() turned(は寒さ) my() collar(湿気) to() the() cold() and() damp(てた)

When(一筋) my() eyes(ネオ) were(ンの) stabbed(光が僕の) by() the() flash(突き) of() a() neon(た時) light()

That(それ) split(が夜) the() night(裂いて)

And(静寂) touched(という響) the() sound(に触れ) of() silence(んだ)

 

(「Narrow」は「狭い」の意味。

cobblestone」は「石畳」の意味。

「’Neath」は「Beneath/下に」の略で詩的な表現になります。

「halo」は「光輪」の意味。

「’Neath」の後に「the halo of a street lamp/街頭の光輪」

と続くので「下」ではなく「中」と訳しました。

turned」は「回転した」や「逆さまの」などの意味ですが

「turned my collar」で寒さなどから「襟を立てる」の意味になります。

stabbed」は「突き刺した」や「刺された」などの意味。

split/スプリット」は「裂く」や「割る」などの意味。

 

And(そし) in() the(裸の) naked(光の中) light(で見) I() saw(んだ)

Ten(一万) thousand(人の人た) people(ちもし), maybe(くはそ) more(れ以上)

People会話せ talkingずに語 withoutっている speaking(人たちを)

People(耳を傾) hearing(けずに) without耳にしてい) listening(る人たちを)

People(決して) writing(共有され) songs(ないそ) that(の声) voices(で歌を) never書く人) share(たちを)

No() one(もが) dared(敢えて)

Disturb(静寂の) the() sound(きをか) of() silence(乱す)

 

(「talk」も「speak」も「話す」を意味しますが

「talk」は相手と「会話」、

「speak」は一方的な「語り」の違いがあります。

「hear」も「listen」も「聞く」を意味しますが

「hear」は意図せず、「listen」は意図的に、の違いがあります。

dared」は「あえて」や「思い切って」の意味。

Disturb」は「掻き乱す」や「妨害する」などの意味。

 

Fools(愚か者)said(と言っ) I(), “You(お前ら) do() not(分か) know(ってない)

Silence(沈黙は癌) like(のよ) a() cancer(に肥大し) grows(ていく)

Hear(こうして) my(教え) words(られるか) that(もしれ) I() might(いから僕) teach(の言葉を) you(聞け)

Take(僕が君) my(たち) arms(に手を) that(伸ばせ) I() might(ように僕) reach(の手を取) you(るんだ)

But(けれ) my(ど僕) words(の言葉た) like(ちは) silent(静かな) raindrops(雨のように落) fell(ちて)

And(あの) echoed(静寂と) in() the() wells(壁に) of() silence(響した)

 

(「fool」は「愚か者」や「馬鹿」の意味で親しい間柄にも使います。

同じ意味をもつ「idiot」は侮蔑の意味が強く

「stupid」は人以外にも使います。

cancer」は「癌」の意味。

grows」は「大きくなる」や「成長する」の意味。

「might」は「かもしれない」や「しても良い」の意味で

「I might」で「私が~できるように」の意味にもなります。)

 

And(そし) the() people(その人た) bowed(ちは頭を) and(下げ) prayed(て祈った)

To() the() neon(が作っ) god(たネ) they(オン) made(の神に)

And(そし) the() sign(その) flashed(啓示は) out() its() warning(を放った)

In() the() words(されつ) that(つあ) it() was(た言) forming(葉の中へ)

 

(「sign」は「合図」や「看板」の意味ですが、

「god/神」に対する場合は「啓示」の意味にもなります。

forming」は「形成する」や「形作る」の意味。

 

And(そして) the(啓示) sign(は言) said(った), “The神の words代弁者 of) theちの) prophets言葉たちは)

Are(書か) written(れている) on() the() subway(地下鉄) walls(の壁)

And(それと) tenement(集合住宅の) halls(広間に)

And(そし) whispered(て静寂の響) in() the() sounds(中で囁) of() silence(のだと)


(「prophets」は「予言者」の意味ですが

「神の代弁者」の意味でもあります。

tenement」は大都市にある古い「集合住宅」や「長屋」の意味。

 

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アート・ガーファンクルはこの曲を「特に文化の違いから意思疎通できず、互いの感情を愛し合えない人々のこと」と解釈しているそうです。独自の解釈を楽しんでみてください。

 

 

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