1973年にアメリカのデュオ・カーペンターズが発表した曲です。
言わずと知れた未だに世界中で愛されているヒット曲ですが、特にイギリスと日本ではカーペンターズ最大のヒット曲になりました。明確な数字は分かりませんが、日本国内だけで60万枚以上は売れたそうです。また、それに伴い世界的にもカーペンターズ最大のヒット曲となりました。
曲を作ったリチャード・カーペンターは日本のドキュメンタリー番組で「自作曲の中で一番好き」と語ったそうです。
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When I was young
I’d listen to the radio
Waitin’ for my favorite songs
When they played I’d sing alone
It made me smile
(「made me ~」は「私を~させた」や
「私を~の状態にした」の意味。)
Those were such happy times
And not so long ago
How I wondered where they’d gone
But they’re back again
Just like a long lost friend
All the songs I loved so well
(「such」は「こんな」や「そのような」の他に
「とても~な」の意味にもなります。
「wondered」は「不思議に思った」や「疑った」などの意味。
「They」は「彼ら・彼女ら」や「それら」の意味。
「long lost friend」は「長い間会っていない友人」や
「ずっと音信不通だった友人」の意味。
「love so well」は「とても大好き」や「凄く気に入ってる」の意味。)
Every Sha–la–la–la
Every Wo–o–wo–o
Still shines
Every shing–a–ling–a–ling
That they’re startin’ to sing’s
So fine
(「Sha-la-la-la/シャラララ」も「Wo-o-wo-o/ウォウウォウ」も
特に訳す必要のない意味のない音の響きですが
せっかく訳しているので「メロディ」と「フレーズ」に訳しました。
また「Shing-a-ling-a-ling/シンガリンガリン」は
60年代にアメリカで流行った「Shing-A-Ling/シンガリン」という
ラテン風のリズムがあったので「60年代のリズム」と訳しました。
「So fine/とても良い」は様々な称賛の意味になります。
ただし「もういい」と不満を示す意味にもなります。)
When they get to the part
Where he’s breakin’ her heart
It can really make me cry
Just like before
It’s yesterday once more
(「get to ~」は「~を始める」や「~に到着する」などの意味。
「It’s yesterday once more」は直訳すると「それは昨日が再び」ですが
「yesterday/昨日」は文脈によって「あの頃過ごした日々」や
「過ぎ去った過去」の意味合いにもなります。)
Lookin’ back on how it was
In years gone by
And the good times that I had
Makes today seem rather sad
So much has changed
(「Looking back」は「振り返って」の意味。
「how it was」は「どうだった」などの意味。
「years gone by」は「過ぎ去った年月」などの意味。
「rather」は「とても」や「それよりも」などの意味で
程度や度合いが表現されます。)
It was songs of love that
I would sing to then
And I’d memorize each word
Those old melodies
Still sound so good to me
As they melt the years away
(「the years away」は「数年が経過した」と過去を指す意味にも
「数年先の」など未来を指す意味にもなります。)
All my best memories
Come back clearly to me
Some can even make me cry
(「Come back」は「戻ってくる」や「再び起きる」の他に
「思い出される」の意味もあります。
「Some can make me ~」で「あるものは私を~にさせる」の意味。)
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世界中で多くの歌手にカバーされていますが、アジアだと香港の歌手プリシラ・チャンさんのカバーが高く評価されています。ぜひそちらも聴いてみてください。

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