1975年にアメリカのバンド、エアロスミスが発表した曲です。
エアロスミスの代表曲として数えられる人気曲で、2019年にはグラミー賞の殿堂入りを果たしました。
1986年にはアメリカのヒップホップグループ「Run-D.M.C./ラン・ディーエムシー」とコラボして再販されました。
元々、ランD.M.C.はこの曲の一部を使ってフリースタイルを披露していたとか。そこからコラボの話になったそうですが、当初はラッパーの二人がコラボに否定的だったそうです。エアロスミスのことを知らなければ、歌詞も「野暮ったい」と感じたとか。結局DJのジャム・マスター・ジェイが説得する形でコラボしたそうです。結果、エアロスミスの原曲を越え、ランD.M.C.にとって最大のヒット曲となりました。
こちら、邦題は「お説教」。一時期は日本でもCMに使われていました。ただ、どちらも歌詞を理解すると「なぜ?」と思っていました。「格好良い曲」ではなく、どちらかと言うと「情けない曲」、しかも「性的な曲」です。ただ、ジョー・ペリーのギターリフなど、曲調はとても格好良いです。
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Backstroke lover
Always hidin’ neath the covers
‘Til I talked to your daddy, he say
He said, “You ain’t seen nothin’
‘Til you’re down on a muffin
Then you’re sure to be a–changin’ your ways”
(「Backstroke」は「背泳ぎ」の意味ですが
「一人で仰向けに寝転んでバタバタする」
つまり自慰行為を意味するスラングでもあります。
「neath」は「beneath」の口頭略語で
「~の下で」や「~の裏に」などの意味。
「’Til」は「Until/~までずっと」の略。
「’Til I talked to your daddy, he say」は
「And I talked til my daddy say/俺の親父と話すまでは」
と歌詞が異なる場合もあるみたいです。ご了承ください。
「down on ~」は「~の上に倒れる」などの意味。
「muffin」は「女性器」の隠語。
「down on a muffin」で女性との性行為を意味します。)
I met a cheerleader
Was a real young bleeder
Oh, the times I could reminisce
‘Cause the best things of lovin’
With her sister and her cousin
Only started with a little kiss
Like this
(「bleeder」は「出血」の意味ですが
歌詞の内容から「初体験を済ませた」と解釈しました。
「reminisce」は「思い出にふける」や「回想する」などの意味。
「cousin/カズン」は「いとこ」の意味。
「Only started」は「やっと始まった」や
「始まったばかり」などの意味。)
Seesaw swingin’ with the boys in the school
And your feet flyin’ up in the air
Singing, hey diddle diddle
With your kitty in the middle
Of the swing like you didn’t care
(「hey, diddle diddle/ヘイ、ディドル・ディドル」は
マザーグースにも出て来るイギリスの動揺です。
谷川俊太郎さんが「えっさかほいさ」と訳されており
歌詞の内容に合うと思いそちらの訳をお借りしました。
「kitty/子猫」は女性器を意味するスラング。)
So I took a big chance
At the high school dance
With a missy who was ready to play
Wasn’t me she was foolin’
‘Cause she knew what she was doin’
And I know love was here to stay
When she told me to
(「missy/ミッシー」は「お嬢さん」や「若い女性」の意味。
「here to stay」は「ずっと続く」などの意味。)
Walk this way
Just give me a kiss
(「Walk this way」は直訳すると「この道を歩け」ですが
「こうしろ」や「このやり方でいけ」などの意味。)
Schoolgirl sweetie with the classy kinda sassy
Little skirt’s climbin’ way up the knee
There was three young ladies in the school gym locker
When I noticed they was lookin’ at me
(「sweetie/スウィーティー」は「可愛い人」などの意味で
「Honey」と同じように恋人への呼びかけとしても使われます。
「Schoolgirl sweetie/女子高生の可愛い人」で
「学校のマドンナ」のような意味合いになります。
「sassy」は「生意気」などの意味ですが
「生意気だけど魅力的」の意味合いにもなります。)
I was a high school loser, never made it with a lady
‘Til the boys told me somethin’ I missed
Then my next door neighbor with a daughter had a favor
So I gave her just a little kiss
Like this
(「made it with ~」は「~と親しくなる」などの意味ですが
「~と性的な関係を持つ」の意味でもあります。
「favor」は「好意」や「寵愛」などの意味。
「have a favor」で「お願いがある」などの意味になります。)
When she told me how to walk this way
She told me to
Talk this way
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とにかくスラングの多い曲です。作詞はボーカルのスティーヴン・タイラ―。作曲したペリーはこの歌詞を褒めたそうですが、コラボしたランD.M.C.から難色を示され、MV撮影の際にタイラーは「笑いものにしないで」とお願いしたそうです。可愛らしい方ですね。MVの撮影をしながら徐々に打ち解けていったそうです。

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