【和訳】♪Style / Taylor Swift

Taylor Swift

2014年にアメリカを代表する女性歌手テイラー・スウィフトが発表した曲です。

当初、歌詞が陳腐だと批判されることもありましたが、後に評価が逆転し「テイラーの最高傑作」とまで評されました。

 

メディアや彼女のファンである「スウィフティーズ」からは、約1ヶ月しか交際しなかったとされる男性シンガーについて歌ったのでは?と憶測が広まりました。

自身の体験を赤裸々に曲として公表する点も、彼女の人気の要因の一つです。

 

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Midnight(真夜中)

You(あな) come(たは私) and(を迎) pick(えに) me(来る) up(ヘッ), no(ドラ) headlights(イトはつけず)

Long(長距離) drive(ドライブ)

Could悲惨な結 end末を in burningえるかそれ flamesとも楽園 or) paradiseもしれない)

Fade(視界か) into(ら姿を) view(消した), oh(あぁ)

It’s(私が) been(あな) a() while(から) since(連絡) I() have(もらっ) even(てから) heard(随分経) from(った) you(のね)

 

(「end in burning flames」は「炎の中で終わる」

つまり「燃え尽きる」や「悲惨な結末を迎える」

の意味です。)

 

And(あな) I() should(に出て) just(行っ) tell(てと) you(言う) to() leave(きだった)causeだって) I()

Know(どこに導) exactly(かれるか) where正確に分 it) leadsってる), but(でも) I()

Watch(毎回ぐる) us() go()round(回る私) and(たち)round(を見て) each(いる) time(のよ)

 

(「exactly」は「正確に」の意味。

「’round and ‘round/around and around」は

「ぐるぐる回る」や「うろうろ歩く」

「あちこち」などの意味です。)

 

You(あな) got(たは that眼差し Jamesにジェ Deanームズ daydream・ディーンの look白昼 in) yourを持つ eyeのよ)

And(そして) I() got(はあ) that(なたが) red(好き) lip() classic(あの定番) thing(の赤い) that(口紅) you(を持っ) like(てる)

And(私たち) when(は大きな) we() go() crashing(立てて崩れ) down(落ちる), we() come(たちは) back(毎回) every(戻って) time(来る)

Cause(だって私) we(たち) never(の流行) go() out(去る) of() style(とは無), we() never(から流) go() out(は去) of() style(ない)

You(あな) got(たは) that(長い) long(髪、後 hairろに), slicked流した髪 back型、白, whiteいTシャ) T()()shirt(持つ)

And(そして) I() got(は良) that(い娘) good(の信念) girl(とタ) faith(イトな) and(ミニ) a() tight(カート) little(を持っ) skirt(てる)

 

(「classic things」は「定番」や「古典的」の意味。

ちなみに「定番の赤い口紅」は

俗に言うとシャネルだそうです。

「crashing down」は「崩れ落ちる」の意味ですが

「大きな音を立てて崩れ落ちる」の意味です。

「style」は「やり方」などの意味ですが

「go out of style」で「流行遅れになる」

という意味になります。

slicked back」は「後ろに流した髪型」

つまり日本で言う「オールバック」のことです。)

 

So(そう) it() goes(うこと)

He(彼は) can’t(道路か) keep(ら野生) his() wild(な目) eyes(を離す) on(こと) the(がで) road(きない), mm(はぁ)

Takes(私を家に) me(送り) home(届ける)

The(ライト) light(が消) are(える) off(), he’s(は自分) taking(のコート) off() his(脱い) coat(でいる), mm(はぁ), yeah(そうよね)

I() say(は言), ()I() heard(「聞いた), oh()

That(あなた) you’ve(が他の) been(女の) out() and() about(一緒に) with(出歩) some(いて) other(たっ) girl(て、), some(他の) other(女の) girl(子」)

 

(「So it goes」は「そういうこと」や「仕方ない」

など、予期せぬ出来事に諦める意味を持ちます。

「mm」は「むむ」や溜息を表す表現です。)

 

He(彼は) says(言った), “What(の「君が) you(聞いた) heard(ことは全) is() true(本当だ), but(けど) I()

Can’t(君と僕) stop(のこと) thinkin’(を考えず)bout(にはい) you(られ) and(ない) I()

I() said(は言っ), “I’ve(たわ) been(「何度) there(かそん) too(な経) a() few(があ) times(るわ」)

 

(「I’ve been there too」は

「私もその経験がある」の意味。

「few time」は「何度か」や「数回」の意味。

主に「2、3回」の意味で使われます。)

 

Just(ただ) take(私を) me家に home(帰して)

 

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歌詞からは、彼の趣味に合わせるほど物凄く惹かれながらも、先のことを考えて別れようとする強い女性が描かれています。

この曲が収録されているアルバム「1989」を含め、初期のテイラーの原盤権は、彼女に相談もなく音楽プロデューサーによって売られてしまいました。もちろん著作権はテイラーにありますが、原盤権はレコード会社にあったことから、テイラーは「作った本人に原盤権が無いのはおかしい」と主張し、売られた原盤権の対象アルバムの一部を「Taylor’s Version」として再録し再販売しました。これに賛同したスウィフティーズや音楽ファンからの支持を受け、「1989」を含むアルバムは再リリースにも関わらずチャートインする大ヒット。テイラーは一部原盤権を取得しました。

そういった強さと賢さが、彼女の最大の魅力なんだろうな、と思います。

 

 

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