【和訳】♪Defying Gravity / Wicked

Ariana Grande

2003年にアメリカ・ブロードウェイのミュージカル「ウィキッド」のために書き下ろされた曲です。

初めての収録は初演を務めたエルファバ役のイディナ・メンゼルと、グリンダ役のクリスティン・チェノウェスで行われました。

劇中で第一幕のフィナーレとして歌われる曲で、作品を象徴する曲として愛されています。

 

様々な作品や歌手にカバーされていますが、2024年にはミュージカルの映画化でエルファバ役を務めたシンシア・エリヴォと、グリンダ役を務めたアリアナ・グランデが歌唱しました。今回はそちらを訳します。ミュージカルとは少し歌詞が異なります。

 

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<エルファバ・パート>

Something(何かが私) has() changed(中で変) within(わった) me()

Something(何かが前と) is() not() the() same(のよ)

I’m(私は) through(規則に) with(従う) playing(ことを) by() the() rules(たの)

Of( someoneの誰かが決 else’sめた遊 gameびのね)

 

(「within」は「~の中」や「~の内部」などの意味。

「something is not the same/何かが同じではない」には

「以前の状態や本来の状態と比べて」の意味合いが付きます。

「through with」は「~をやめた」や「~を終えた」などの意味。)

 

Too(今さ) late(ら考) for(え込) second(むには)guessing(遅過ぎる)

Too(再び) late(眠り) to() go() back(くには) to() sleep(過ぎる)

It’s(自分) time(の直) to() trust(を信じ) my(る時) instincts(がきたのよ)

Close(目を閉) my(じて) eyes飛び) and越え leapるの)

 

(「second-guessing」は

決断に不安や疑問を抱き再考することを指します。

そこから「一人でくよくよ考え込む様子」などを意味します。

「It’s time to ~」は「~する時がきた」や

「そろそろ~の時」などの意味。

instincts」は「直感」や「本能」などの意味。

leap」は「飛び越える」や「跳躍する」などの意味。

 

It’s(重力) time(に逆ら) to() try() defying(みる時が) gravity(来たのよ)

I() think(は重力) I’ll() try() defying(ってみよ) gravity(うと思う)

Kiss(さよな) me(らの) goodbye(キスをして), I’m(私は) defying(重力に抗) gravity(っている)

And(そして) you(あなた) can’t達では私 pullを引き me(下ろ) down(せないわ)

 

(「defy」は「逆らう」や「抗う」などの意味。

「pull down」は「引き下ろす」などの意味。)

 

<グリンダ・パート>

Can’t(私では) I() make(なたを理) you(解さ) understand(せられないかな)

You’re(あなたは) having(自分が) delusions(偉いと勘違) of() grandeur(しているの)?

 

(「delusions」は「妄想」や「思い込み」などの意味。

grandeur」は「偉大」は「壮大」などの意味。

「having delusions of grandeur」で「誇大妄想を抱いている」

や「自分が実際より偉大だと勘違いしている」の意味になります。)

 

<エルファバ・パート>

I’m(限界) through(を受け入れ) accepting(るなんてう) limits(んざりよ)

Cause(だって誰) someone(かが言うのよ) says(奴らは) they’re(そうだっ) so()

Some(私では変 thingsえられな) I) cannotことがある) changeんだって)

But(でも)til(試す) try(まで), I’ll(分か) never(らない) know(じゃない)

 

(「I’m through」は「うんざりだ」や

「もう終わりだ」などの意味。

accepting」は「受け入れる」や「容認する」などの意味。

「’til」は「until/~まで」の略。)

 

Too(あま) long(りにも) I’ve(長い間) been(私は恐) afraid(れてき) of()

Losing(愛を失くす) love(ことを), I() guess(に失くし) I’ve(ていた) lost(のね)

Well(ええ), if() that’s(しあれが) love(愛なら), it() comes(う犠牲) at()

At() much(まりにも) too(高過) high(ぎる) a() cost(償ね)

 

(「it comes at ~」は直訳すると「それは来る」ですが

「~という犠牲を伴う」の意味で使われることもあります。)

 

I’d(私は) soonerむしろ重 buy力に) defying逆らう方を) gravity買いたいわ)

Kiss(さよな) me(らの) goodbye(キスをして), I’m(私は) defying(重力に抗) gravity(っている)

And(そして) you(あなた) can’t達では私 pullを引き me(下ろせ) downはしない)

 

(「sooner」は「より早く」や「~するや否や」などの意味で

「I’d sooner」で「むしろ~したい」や

「~する方がましだ」などの意味になります。)

 

So(だか) if() you(もし) care(私を探) to() find(たい) me(なら)

Look(西の空) to() the() western(上げてみ) sky(てよ)

As() someone(近誰かが) told私に me latelyったの)

Everyone(誰もが deserves(飛ぶ機 the chanceに値 to) fly)

And(そして) if() I’m(は一) flying(人で飛ん) solo(でも)

At() least(なくとも), I’m(私は) flying(自由に飛) free(んでる)

 

(「care to ~」は「する気がある」や

「~したいと思う」の意味。

「deserves」は「値する」や「価値がある」などの意味。

同じ意味の「worth」が場所や時間を指すのに対し

「deserves」は人や行動を指します。

least」は「最も小さい」の意味で

「At least」で「少なくとも」や「せめて」の意味になります。

 

To(私を those地面に留 who’dまらせよう groundとする人た meちへ)

Take(私から) a() message(伝言を持ち) back(帰って) from(もらう) me()

Tell(私が) them(どう重力) how(に逆ら) I’m(い飛) defying(んでいるか) gravity(皆に伝えて)

I’m(私は) flying(高く飛ん) high(でいる), defying(重力に gravity抗ってる)

 

(「ground me」は「地面に留まらせる」や

「地面に縛り付ける」などの意味。

「Take back」は「引き取る」などの意味で

「Take a message back」で

「伝言を持ち帰る」の意味になります。)

 

And(そして) soon(すぐに), I’ll(私は) match(あの人た) them(ちの名声) in() renown(肩を並べる)

And(そして), nobody(オズの国) in() all() of() OZ()

No(存在) wizard(し存在し) that(ていた) there(魔法使) is() or() was(ちにも)

Is() ever(を引き) gonna(ずり下ろ) bring(すことな) me(んて) down(できない)

 

(「I’ll match them in ~」は

「私は彼らの~に肩を並べる」や

「私は彼らの~に匹敵する存在になる」などの意味。

renown/リナウン」は「名声」や「高名」などの意味。

「bring me down」は「私をがっかりさせる」や

「私を落ち込ませる」または「私を失脚させる」などの意味ですが

歌詞の内容から直訳の「bring down/引きずり下ろす」の方が

合うと思いそちらで訳しました。)

 

<グリンダ・パート>

I() hope(なたが幸) you’re(せであり) happy(ますように)

 

(「I hope ~」は「~でありますように」や

「~だといいな」「~を願う」などの意味。)

 

<オズの住人パート>

Look(彼女を) at() her()!

She’s(彼女は) wicked(邪悪だ)!

Kill(彼女を) her(殺せ)!

No(誰も) one(邪悪) mourns(な者の死な) the() wicked(悼まない)

So(だか) we’ve(ら我々は) got(彼女) to() bring(引きずり) her(下ろさ) down(なければ)


(「wicked」は「邪悪」や「不道徳」などの意味。

mourns」は「哀悼する」や「弔う」などの意味。

「got to ~」は「~しなければならない」の意味。)

 

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歌詞の通り、ミュージカルはアメリカの児童文学「オズの魔法使い」の世界観を基に作られています。そちらを知ると、より作品を楽しめるかもしれません。

ちなみに初演でエルファバを演じたイディナ・メンゼルの「Defying Gravity」は、力強く涙が出るほど圧巻の歌唱力と表現力でした。ぜひそちらもご覧いただきたいです。

 

 

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