1980年にアメリカのバンド・ブロンディが発表した曲です。アメリカ映画「American Gigolo」の主題歌として作られました。
アメリカを始めカナダやイギリスでもチャート1位を獲得し、世界的な大ヒットとなりました。
歌詞はボーカルのデボラ・ハリーが書きました。男娼である映画の主人公目線で書いたそうです。私は映画未視聴なことをご了承ください。
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Color me your color, baby
Color me your car
Color me your color, darling
I know who you are
(「I know who you are」は直訳すると
「あなたが誰だか私は知っている」ですが
「あなたの正体を知っているや」
「本性を知っている」の意味にもなります。)
Come up off your color chart
I know where you’re coming from
(「Come up off your color chart」の
「Come up off」は他に参考できる文などが無い表現で
とても訳すのが難しく合っているのか怪しいです!
「Come up」は「上にあがる」や「近付いて来る」
などの意味ですが「話題に上がる」の意味もあります。
「off」は「停止」などの意味ですが
「~から逸れて」や「離れて」などの意味にもなります。
「I know where you’re coming from」は
「あなたの考えていることが分かる」や
「あなたの言いたいことは分かる」の意味。)
Call me on the line
Call me, call me any, anytime
Call me I’ll arrive
You can call me any day or night
Call me
(「on the line」は直訳すると「線の上で」ですが
電話に関連する場合「回線の向こうにいる」つまり
相手に「電話が繋がる」などの意味になります。
また、仕事関連では「危機に瀕している」や
「風前の灯火」という意味にもなります。
「arrive」は「到着する」の意味。
「着信」の意味もあります。)
Cover me with kisses, baby
Cover me with love
Roll me in designer sheets
I’ll never get enough
Emotions come, I don’t know why
Cover up love’s alibi
(「designer sheets/デザイナーシーツ」は
そのまま「デザインされたシーツ」のことですが
映画のスポンサーだそうです。
「alibi/アリバイ」は「現場不在の証拠」として
日本でも認知されている言葉ですが
「間接事実」という意味にもなります。
歌詞の内容から「電話」という「間接」を通じて
「愛」という「事実」を証明して欲しいと解釈し
「愛があるという証拠」と訳しました。)
When you’re ready, we can share the wine
He speaks the languages of love
Amore, chiamami, chiamami
Appelle–moi mon cheri, appelle–moi
Anytime, anyplace, anywhere, any way
Anytime, anyplace, anywhere, any day
(「Amore, chiamami」はイタリア語、
「Appelle-moi ~」はフランス語だそうです。)
Call me my love
Call me, call me any, anytime
Call me for a ride
Call me, call me for some overtime
Call me, in my life
Call me, call me in a sweet design
Call me, call me for your lover’s, lover’s alibi
(「some overtime」は「時間外労働」や
「ちょっとした残業」の意味。
「in my life」は「私の人生」の意味で
そのまま「あなたは私の人生」という訳も出来ますが
「電話して」に自然に繋がるよう
「私が生きている間中いつでも電話していいよ」
という解釈から「生きてる間」と訳しました。
「a sweet design」は「魅力的なデザイン」の意味ですが
「design」には「計画」や「意図」の意味もあるので
「甘い計画を練って」と訳しました。)
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映画視聴後だと、また違った訳になるのかなとも思います。
発売以降も数々の映像作品で使用されているので、人によっては「探していたあの曲」の一つかもしれません。名曲です。
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