【和訳】♪Blinding Lights / The Weeknd

The Weeknd

2019年末にカナダの歌手ザ・ウィークエンドが発表した曲です。

発売直後から翌年にかけて世界中で大きな成功を収めました。アメリカ・ビルボードHOT100では4週連続1位を獲得し、合計90週間のチャートインを記録し、当時の最長チャートイン記録となりました。また、Spotifyでは最も聴かれた曲であり、最速で40億回以上再生されました。

 

MVにはアメリカを拠点に活動する日本人モデル、ハマノ・ミキさんが出演されています。

演出上、曲が途中で途切れるので、しっかり聴きたい方は音楽のみの動画も公開されているのでそちらをどうぞ。

 

80年代を彷彿とさせる曲調なので、聴く人によっては懐かしさを感じるでしょう。

 

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I’ve(ずっと) been(電話し) tryna(ようとし) call(てた)

I’ve(もう) been(十分) on() my() own() for(一人) long(で居) enough(たからさ)

Maybe(君は僕に) you(愛し) can(方を) show(教えて) me(くれ) how(るか) to() love(って), maybe(たぶんね)

I’m(禁断) goin’(症状を) through(味わってる) withdrawals(ところなんだ)

You(そこ) don’t(までの) even(ことは) have(しなく) to() do() too(良い) much(んだよ)

You(君は) can(ただ) turn(僕に) me() on() with(るだ) just(けで) a() touch(を興奮), baby(させる)

 

(「withdrawals」は「引き出す」の意味ですが

薬物などから引き出される症状、という意味から

「禁断症状」の意味もあります。

「turn me on」は性的な意味での「興奮する」や

「わくわくする」などの意味。)

 

I() look(りを) around(見回す) and(とさ)

Sin(ラス) City’s(ベガス) cold(は冷) and(たくて) empty(空っぽだ)

No(誰も) one’s(僕のこ) around(とを批判) to() judge(ないん) me(だよ)

I() can’t(が居な) see(いと) clearly(僕の視) when(界がぼ) you’re(やけて) gone(しまう)

 

(「Sin City」は直訳すると「罪の街」で

歓楽街の「ラスベガス」の俗称です。)

 

I() said(が言っ), ooh(ただろ), I’m(輝く) blinded(華やかさに) by() the(が眩) lights(むって)

No(無理), I() can’t(よ君が) sleep(触れて) until(くれる) I() feel(で眠) your(れは) touch(しない)

I() said(が言っ), ooh(ただろ), I’m(僕は) drowning(夜に溺れて) in() the(まっ) night(ている)

Oh(あぁ), when(僕がこん) I’m(な状) like(況の) this(時に), you’re(頼れるの) the(は君) one(だけ) I() trust(んだよ)

 

(「I’m blinded by the lights」は

「目が眩む」の他にも

「相手の輝きに夢中になる」の

ニュアンスもあります。

この歌詞の場合、歓楽街の輝きと

相手の魅力による輝きの

二つの意味をかけていると解釈しています。)

 

I’m(時間) running(の期限が) out(迫っ) of() time(きてる)

Cause(だって僕) I() can(は太) see(陽が) the(空を) sun(照ら) light(してい) up(るの) the(が見) sky(える)

So(だか) I() hit(僕は) the(アク) road(セル全) in() overdrive(で出発した), baby(君へと), oh()

 

(「I’m running out of ~」は

「~が足りなくなってきている」の意味なので

「I’m running out of time」は

「時間が足りなくなってきている」

「期限が迫って来ている」などの意味。

「hit the road」は「出発する」の意味。

「in overdrive」はアクセル全開」の意味。)

 

The(この) city’s(街は冷) cold(たく) and(て空) empty(っぽさ)

 

I’m(立ち) just(寄る) walking(ついでに) by() to() let(せよ) you(うと) know(思ってさ)

I() could(話じゃ) never(絶対に) say(言え) it() on() the(こと) phone(なんだ)

Will(今度) never(は絶対) let() you(君を) go() this(放さ) time(ないよ)


(「walking by」は「通りかかる」や

「近くを通る」などの意味。

「let you know」は「あなたに伝える」や

「あなたに連絡する」などの意味。)

 

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2020年には世界で最も成功した曲に認定されたにも関わらず、グラミー賞に1部門もノミネートされませんでした。グラミー側は「どのカテゴリーにノミネートさせるか悩んだ末」という苦しい言い訳をしていましたが、ウィークエンドはこれを受けて今後のグラミー授賞式のボイコットを発表。ですが2025年の授賞式に、ウィークエンドがサプライズで登場したことにより、和解したと思われます。賞レースはどうしても、所属する会社の大きさ、人種、出席の有無など、音楽以外の色々な要素が含まれてしまいます。分かっていても、このような形で目の当たりにさせられると、音楽ファンはさぞガッカリしたことでしょう。

どんな賞をもらえなくても、曲は間違いなく素晴らしいです。

 

 

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