1988年にアメリカの歌手、ダイアナ・ロスが発表した曲です。アニメ映画「The Land Before Time/リトル・フットの大冒険」の主題歌として書き下ろされ、評論家からの評価は高かったもの、ヒットには結びつきませんでした。
ただしこちらの曲は、2年後に日本のドラマ主題歌として起用されたことで、日本でのみ大ヒットしました。今でもダイアナ・ロスにとっては、日本で一番売れた曲です。
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Don’t lose your way
With each passing day
You’ve come so far
Don’t throw it away
Live believing
Dreams are for weaving
Wonders are waiting to start
Faith, hope & glory
Hold to the truth in your heart
(「Wonders」は「奇跡」や「不思議」
「驚異」などの意味です。)
If we hold on together
I know our dreams will never die
Dreams see us through to forever
Where clouds roll by
For you and I
(「hold on」は「頑張る」や「踏み止まる」
「持ち堪える」「耐える」などの意味。
「clouds roll by」は「雲が流れていく」の
意味ですが「問題が解決する」や
「穏やかに過ごせる」などの比喩でもあります。)
Souls in the wind
Must learn how to bend
Seek out a star
Hold on to the end
Valley, mountain
There is a fountain
Washes our tears all away
Words are swaying
Someone is praying
Please let us come home to stay
(「in the wind」は「風の中で」の意味ですが
「(変化が)起こりそう」の比喩でもあります。
「lean how to bend」は「曲がり方を学ぶ」の
意味ですが「柔軟に対応する」や
「困難に立ち向かう」の比喩でもあります。
「Seek out a star」は「星を探し求める」の
意味ですが「希望を求めて努力する」の
比喩でもあります。
「swaying」は「揺れている」の意味から
「心が揺れている」や
「影響を与えている」の意味があります。)
When we are out there in the dark
We’ll dream about the sun
In the dark we’ll feel the light
Warm our hearts, everyone
(終始語られる「We」や「Us」は
「私とあなた」の二人称ではなく
「私達みんな」の二人称だと解釈しています。)
As high as souls can fly
The clouds roll by
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アニメ映画の主題歌ということもあり、童話や童謡のように優しく比喩表現の多い歌詞です。歌詞の内容を知ると、背を押しながらも「いつも側にいる」「いつでも帰る場所はある」と慰めてくれていることが分かります。泣ける曲でもありますね。
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